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「誰だって断る権利はある」マッチングアプリは "性行為の相手探し" と主張する男性に、女性が大反論

「最悪だったのは、(性行為に対して)『No』と言って断る権利なんて私にはないと、彼が思っていたことです」

アメリカ・インディアナ州に住むマディソンさん(25)は、ある男性とTinderで3週間ほどメッセージを交わした後、実際に会う約束をした。

「私たちはディナーに行くつもりでしたが、彼はいきなり予定を変え、自分の家で映画をみようと言い出しました」

2人が家に行った後、男性はマディソンさんにお酒を飲むよう勧めたという。不快に思ったマディソンさんは、その場からすぐに立ち去れるようタクシーを呼んだ。

会話の中で、男性は「大人はTinderをデートのために使うんじゃない。ヤる相手を探すために使うんだ」と話している。

He's saying because we met on Tinder I'm required to have sex with him"

「だったらヤるのが目的だとプロフィールに書くべきだ」とマディソンさんが反論すると、男性は「そんなこと書いたら誰ともマッチしないだろ!」と反論した。

マディソンさんも男性に対し「そんなのはまさに『有害な男らしさ(Toxic Masculinity)だ』と反論すると、男性は「これで上手くいくんだ。これが現実だ」と再び反論した。

幸運なことに、マディソンさんは男性から性行為を強制されることなく家を離れ、自宅まで帰ることができたという。

「体調はだんだんとよくなっています。これまでに経験した多くの嫌なことやセラピーを通して、今回のような状況に陥っても冷静さを保つことの大切さを教えられました」

投稿した動画には、マディソンさんを心配する声や、自分も恐怖を感じた、という女性のコメントが多く寄せられた。

動画をみた人々からの反応に元気をもらったと、マディソンさんはBuzzFeedに語る。

同意のない性行為=性暴力

実際にマディソンさんが投稿した動画(英語)は、こちらから↓

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ひとりで抱え込まず、誰かに相談しましょう。

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この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟