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「天才」の名を冠す、手術支援ロボットの今

手術を支援する「機械の手」。

現代のダヴィンチは、本家のように「万能」だろうか。残念ながら、そのような性質のロボットではない。

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ダヴィンチはぶどうの皮を剥き、それを元どおりにすることができる。

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Twitterでは、その様子が撮影された動画を紹介するツイートが、7万回以上リツイートされている。

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手ぶれを抑え、急な動きに合わせて速度をコントロールする機能により、硬貨大の折り紙を折ることも。

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「人間の手にはできない動きができることが、ダヴィンチの特徴です。当院では年間200例の前立腺がん手術をダヴィンチでおこないますが、手術後尿失禁の早期改善や、勃起機能の温存・早期回復が可能になりました」

また、「ダビンチは技術の習得までの期間が短い」と堀江氏。さらに、手術する医師の負担も軽減される。「内視鏡手術を20年続けるとなると、肉体的に持たないかもしれない。しかし、ダヴィンチならより長くできます」

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高価なロボットを無制限に導入できるわけでないのは当然だ。しかし、堀江氏は「ロボット手術により、手術に関わるスタッフ数を減らし、手術する医師の職業寿命を伸ばせるとすれば、費用対効果の面でも優れている」とした。

「日本より医療のコストにシビアなアメリカでも、90%の前立腺手術はダヴィンチでおこなわれています」

日本では導入から期間が浅く、今のところはまだ、判断の根拠となるデータも少ない状況だ。手術支援ロボット・ダヴィンチは「天才」レオナルド・ダ・ヴィンチのように、後世に名を残す発明になるのか、注目したい。

Seiichiro Kuchikiに連絡する メールアドレス:seiichiro.kuchiki@buzzfeed.com.

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