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神戸・南京中華街で食べたい絶品グルメ4選

神戸の食といえば神戸牛が有名ですが、それだけではありません。異国情緒あふれる港町・神戸で同じく外せないのが、中華料理でしょう。名店がひしめく中で、何を狙ったらわからないという方へ。サクッとつまめるテイクアウトからコース料理まで、南京中華街の絶品グルメを4軒紹介します。※お出かけの際は十分なご留意と感染対策にご配慮をお願いいたします。

※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いします。

\紹介するのはここ/
【1】元祖豚饅頭 老祥記
【2】順徳
【3】ぎょうざ大学
【4】神戸元町別館牡丹園

【1】100年以上の歴史!「元祖豚饅頭 老祥記」の豚饅頭

南京中華街の中心地・南京町広場の目の前にある「元祖豚饅頭 老祥記」(写真左)は、1915年創業という豚饅頭の老舗。「ぶたまん」という呼び名の発祥店としても広く名が知られています。

筆者が訪れた7月下旬はちょうどお店が夏休みということで、同じく南京町広場を挟んだ向かい側の「曹家包子館」(写真右)で豚饅頭を臨時販売していました。こちらは「元祖豚饅頭 老祥記」がプロデュースしているお店です。

行列が途切れたスキに……

店頭では、大きなセイロで蒸された豚饅頭が続々と運ばれていました。とはいえ、買い求める人が列を成しているので、なかなかその全貌を見ることはできません。奇跡的に行列が途切れたので、さっそく3つ購入しました(1人前3つ以上の購入がルール)。

1個100円という良心価格!

“元祖”という店名の通り、日本で豚饅頭を生み出したのがここ、老祥記。これだけの功績がある老舗でありながら、1個100円(税込)というリーズナブルな価格にも驚きです。

小ぶりの豚饅頭、その中身は?

さっそく、アツアツを南京町広場のベンチで食べることに。

老祥記の豚饅頭は、手のひらにちょこんと乗るくらいのサイズ。オフィシャルホームページの説明によると、中国の天津地方のものに似ているのだそうです。

厚めの皮を割ってみると、中から肉汁が滴り落ちてきました。すかさず肉汁をすすりながら肉餡を頬張ります。

肉餡の旨味と肉汁にノックアウト!

しっかり味付けされた肉餡の旨味と、肉汁がジュワ~ッと口いっぱいに広がる〜。肉汁を吸い込んでちょっと柔らかくなったモチモチの皮がさらに美味しい!

アツアツは何もつけなくても味わい深い

店内では醤油や酢、からしをつけて食べるようですが、今回は持ち帰り用をその場で食べたので、何もありません。でも味がしっかりしているので、そのままでも十分。

あっという間に3個完食

最初は、滲み出る脂の多さにちょっと驚いていましたが、食べてみれば3個あっという間でした。さすがは行列の途切れない人気店。伝統や職人さんの高い技術が、この小さな豚饅頭の中にぎっしりと詰まっています。

お店の情報&予約はこちらから👇

「元祖豚饅頭 老祥記」

住所:兵庫県神戸市中央区元町通2-1-14

営業時間:10:00~18:30(売切次第終了)

定休日:月曜日(祝日の際は翌日に振替)

※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いします。

【2】透き通る美しい汁麺、「順徳」のネギソバ

南京中華街からちょっと外れた、元町の山の方にある中華料理店「順徳」。こちらは広東料理のお店ですが、中でもネギソバがとても評判なことで有名です。

待ちきれない人が開店前から押し寄せる

ランチは11:30の開店。大変人気のお店なので、行列を覚悟して向かいました。11:20頃お店の前に到着すると幸いにもまだ誰もいませんでしたが、開店5分前にはチラホラと人が並び始めました。

座席は1階と2階

ランチ時にはセットがお得です

驚くほどクリアなシンプルな汁麺

一度スープを口にしたら止まらない!

繊細な旨味は、集中して味わいたい

お店の情報&予約はこちらから👇

「順徳」

住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通3-4-7

営業時間:11:30~14:30、17:00~21:00(L.O.20:30)

定休日:月曜日

※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いします。

【3】多めに注文しておくことを推奨!「ぎょうざ大学」のぎょうざ

どんどん延びる行列

12:30ごろお店の前に行くと、すでに3グループくらいがお店の外で待っていました。このまま並ぶと隣のお店を塞いでしまうので、道の反対側に列を作ります。するとだんだんと列は延び、気づけば元町商店街まで到達しそうになっていました。

後にお店の方が出てきて注文を聞いてくれます。前情報で追加注文ができないことを知っていたので、思い切って4皿(1皿あたり7個300円)にしました。ちなみに、一人あたり2人前(2皿)以上のオーダーがルールです。ニンニクのありなしを選べるとのことだったので、2皿をニンニクあり、2皿をニンニクなしでお願いしました。

なお、ランチタイムにはライスとスープがセットになった定食もあります。筆者は餃子に集中するため、餃子とドリンクというスタイルでオーダーしましたが、間違いなくご飯に合うんだろうな……と妄想が止まりません。

神戸の餃子は味噌だれで食べる

その理由の1つが、味噌だれ。神戸では餃子を味噌だれで食べるお店が多いのです。お店ごとにオリジナルの味噌が用意してあり、そこに酢や醤油、ラー油などをブレンドしていただきます。

「ぎょうざ大学」の店内にあった“ぎょうざタレの作り方”には、味噌を小さじ2杯、ラー油を小さじ1杯、酢と醤油少々、とありました。いつも酢と醤油、ラー油少々で食べている筆者は、酢と醤油が圧倒的に少ない“ぎょうざタレ”の配分が新感覚!

不慣れなため最初はやや酢と醤油を入れすぎましたが、たれを用意しつつ餃子が焼けるのを待ちます。味噌は白味噌でした。

野菜の甘味がよくわかるニンニクなし

ニンニクありは、病みつき要素満点

ひたすら餃子を食べ続ける人たち

改めて店内を見渡すと、ランチタイムには定食にしている人がほとんどでした。この味噌だれだけでもご飯が進むくらいだから、餃子が加われば最強でしょうね。

もちろん、ビール片手に餃子をひたすら食べ続けるスタイルの人も。なお、ドリンクの追加注文はOKだそうです。

想像以上に止まらなくなります

お店の情報&予約はこちらから👇

「ぎょうざ大学」

住所:兵庫県神戸市中央区元町通2-3-5

営業時間

【水~金】

11:30~14:00(L.O.)、17:00~20:45(L.O)

【土・日・祝】

11:30~14:00(L.O.)、17:00~19:20(L.O.)

定休日:月、火

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【4】神戸を代表する名店「神戸元町別館牡丹園」のコース料理

緊張感がほぐれる店内

少人数の中華料理は、コースがベター

今回のお目当てはコース料理です。予約の時点では席だけの確保で大丈夫だということだったので、メニューを見て決めました。5000円(税別)、8000円(税別)、10000円(税別)の3種類があったので、カジュアルな5000円(税別)のコースをお願いすることに(2〜5人用、税別)。

一般的に大皿料理が多い中華料理はシェアするのが基本ですが、コースなら2名という少人数でもバラエティに富んだ内容が楽しめます。そして、なんと言ってもお店を代表するお料理がメニューに含まれているというのが魅力です。

丁寧な仕事を感じる前菜

一品目は「3種類の前菜」、この日は叉焼(焼豚)と蒸し鶏、そしてクラゲの酢の物が、バランス良く一皿に盛られていました(以下写真は全て2人分)

熟成された旨味のある叉焼と、しっとり柔らかな蒸し鶏は、仕事の丁寧さを感じました。クラゲの酢の物はコリコリした食感が楽しく、癖になります。

五臓六腑に染み渡るスープ

二品目は「豆腐の五目入りスープ」。温かいスープの中に豆腐と小さく刻んだ具が入っていて、それがトロトロに溶け込んでいました。中国独特のくず煮だそうです。

とにかく優しい味わい! トロッとしたスープが体中にいきわたり、“五臓六腑に染み渡る”とはこのことか、と思うような感覚でした。椎茸やエビから出るダシの風味が良くて、いくらでもいけそうです。

見た目も美しい海鮮料理

ビールも進む、絶品牛肉炒め

最後までバラエティに富んだ、満足の内容

そして「春巻き」と「白髪ネギの和えそば」へと続き、最後はデザートの「杏仁豆腐」。「春巻き」は、ジュワッと油と肉汁が滲み出すくらいしっかり揚げられていながら、千切り筍のシャキシャキ感が残っていて、素材の旨味が存分に感じられました。「白髪ネギの和えそば」は満腹状態でむかえたのですが、不思議とスルスル入ります。油で和えたシンプルな味付けの麺に白髪ネギとパクチーが乗っているだけという潔い見た目ですが、2種類の香味野菜が油と調和して、麺をさらに味わい深くさせていました。

一皿一皿違った風味と食感を楽しみながらいただいた5000円のコースは、とても値ごろ感があって大満足でした。神戸で中華料理をきちんと味わいたいと思ったら、ぜひ候補に加えてみていただきたいメニューです。

お店の情報&予約はこちらから👇

「神戸元町 別館牡丹園」

住所:兵庫県神戸市中央区元町通1丁目11-3

営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~21:00(L.O.20:00)

定休日:水曜日(※祝日の場合、翌日木曜日が定休日)

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※本記事はBuzzFeed Japan株式会社とYahoo! JAPANが共同で企画したものです。記事内の商材・施設・サービス選定や評価はBuzzFeed Japan株式会社の判断にもとづいています。

※記事内で使用している商材・施設・サービス等の画像は、施設・店舗様から画像・商材・サービスを購入、またはお借りしたうえで使用、撮影しています。

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