東京都墨田区にあるすみだ水族館で、赤ちゃんペンギンたちが仲間入りしました。
マゼランペンギンの赤ちゃん誕生は、開業から9年連続になるといいます。
毎年3月から5月にかけて繁殖の時期を迎え、今年は3月28日に初めて産卵しました。
その後、5月6、9、17日のそれぞれの日に孵化し、計3羽の赤ちゃんが誕生したといいます。
すみだ水族館は現在、新型コロナウイルスの影響で休館中。まさに、一時休館中のおめでたい出来事でした。
赤ちゃんたちは基本的にバックヤードで成長したのち、7月中旬からペンギンプールに移って大人たちと一緒に過ごす予定です。
また、赤ちゃんの誕生からプールデビューまでの道のり、飼育スタッフが赤ちゃんにゴハンをあげる様子などは、水族館の公式Twitterで随時更新していくといいます。
三羽の名前は......?
3羽には、どんな名前が付けられたのでしょうか。
水族館によると、休館中にスタッフを笑顔にしたように、「皆さまの笑顔の源となり愛されるように」との願いを込めて、それぞれ命名したのだとか。
それぞれの写真と、名前の由来を紹介します。
「ぼんぼり」
ぼんぼりは、3羽のうち最も早く生まれました。
名前の由来は、兄である「ちょうちん」と兄弟の絆を感じられるものだから。
やさしく周りを照らすような存在になってほしい、という願いが込められています。
「ももは」
次に生まれたのは「ももは」です。
母「ピーチ」と父「バジル」の待望の第一子であることから、両親の名前にちなみ、桃(ピーチ)と葉(バジル)を組み合わせて命名されました。
「あさひ」
「あさひ」は、3羽の中で最年少。
待ちわびた朝日のように、希望と光に満ちた存在であってほしいという思いから命名されています。
3羽の誕生を知らせる水族館の公式ツイートからは、すでにスタッフの溺愛ぶりがうかがえます。
すみだ水族館の営業が再開されるまでは、Twitterでひなの成長を見守りたいですね🐧