「どんなボディヘアも自分が気に入っていれば美しい」
カミソリやシェービング剤などを販売するシックが、「自分らしさ」や「美の多様性」を考えるプロジェクトをスタートしました。
その名は「#BodyHairPositive」です。

今回のプロジェクトのテーマは、ボディヘア(体毛)です。
「どんなボディヘア(体毛)も自分が気に入っていれば美しい」とポジティブに捉えられるような社会を目指したいと説明します。
国際女性デーである3月8日に合わせて始まりました。
第一弾として歌手の青山テルマさん、タレントの井上咲楽さん、モデルの西内まりやさんの対談ムービーが公開されています。
「毛について、話そう。」
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3人それぞれが抱えていた悩みや自身のボディヘアに対する考えを共有。「残す部分と剃る部分と脱毛する部分わけていくと思う」などと語っています。
プロジェクトの第一弾として、シックが実施したアンケート結果も公表されました。
全国の15〜29歳の女性664人を対象に、さまざまな質問をしています。

ボディヘアの有無は「個人の自由であるべき」と答えた人は88.7%にのぼりました。
「ムダ毛」についてはこのような結果も。

「ムダ毛はケアすべきもの」という固定概念が存在していると回答した人は83.9%でした。
この質問で「思う」を選択した人にその理由を尋ねると、「周囲の人との会話で、ケアが当たり前のようになったから」が最も回答率が高く、48.1%でした。

ところで、「ボディヘアは何のためにあるか知っていますか?」。そんな問いもありました。
「知っている」と答えた割合は36.6%にとどまる結果に。
「知らない」「なんとなく思い当たるものの知らない」は計63.4%にのぼり、多くが理解できていないと推測できます。

さらに、「自分のボディヘアを気に入っていますか?」という質問には、半数以上の人が「いいえ」と答えました。

「ボディヘア・ムダ毛の悩みはありますか?」。この質問には、「ある」とした人は80%以上いました。

シックは「私達の肌に、毛は生える。それは、とても自然なこと。そして、なくしたい毛と残したい毛は部分によってちがう」とメッセージを送ります。
ケアしたいときと、そのままにしておきたいときも、気分によって変わる。自分にとって心地いいスタイルを誰もが見つけられるように。まずは、自分と。そしてまわりと、話してみることからはじめよう。
「毛があるところもないところも含めて自分自身を愛してほしい」。その思いがこもったプロジェクトの特設サイトでは、青山さんや井上さんがボディヘアについて語った詳しい内容が紹介されています。