あ、ポケットってそういうこと?笑 出版社のツイートにびっくりだわ!

    これはさすがに笑っちゃいます😂

    法律に興味がある人だけでなく、多くの人が一度は耳にしたことがあるであろう、“あの本”に関するツイートが話題です。

    「有斐閣六法編集部」の公式Twitter(@yuhikaku_roppou)が、令和4年度版の「ポケット六法」が完成したことを画像とともに報告したところ、3万以上のリツイートと11万を超える「いいね」が寄せられました。

    リプライ欄では、「ポケットに『収まる』とは一言も書いていないのでこれはセーフ」、「学生時代お世話になりました」など、様々な声が集まりました。

    そのツイートがこちら....!

    出来上がりを見るまではいつも不安ですが、今年もポケットに入りますのでご安心ください。

    Twitter: @yuhikaku_roppou

    BuzzFeedは、有斐閣の担当者さんにお話を聞きました。

    法学を中心に、人文、社会科学一般に関する書籍を扱う出版社「有斐閣」。

    今回、有斐閣の「六法編集部」がTwitter上で話題となりました。

    「六法全書」や「ポケット六法」などのいわゆる“六法”や、「ジュリスト」「法学教室」、及び「判例百選」といった法律家や法律学習者に向けた定期刊行物を出版しています。

    ポケット六法といえば、法学部生である筆者も毎年お世話になっており、法律を学ぶ者なら誰もが持っていると言っても過言ではない書物です。

    今回、Twitterに画像を投稿した経緯について、担当者さんはこう話します。

    「法学部生には、ポケットに入らない『ポケット六法』とよく言われております。創刊時には現在よりコンパクトでポケットにも入るサイズだったのですが、40年の間に多くの法律が制定され、現在のような大きさになっています」

    「このようなことから、以前にも弊社営業部のアカウントで『ポケット六法をポケットに入れる』というツイートを何度かしていたのがきっかけです。六法編集部のアカウントでも同趣旨のツイートは初めてではなく、2年前にも試みました」

    「過去のツイートもご覧いただいた方に好評のようでしたので、PRもかねて『ポケット六法令和4年版』の発売日当日というタイミングで、再度ツイートしました」

    完成した最新ポケット六法には...?

    「出来上がりを見るまではいつも不安」という編集部の皆さんですが、完成物を見て、どのように感じたのでしょうか?

    「色もいい感じで、いい意味で例年どおりの出来上がりでしたので安心いたしました。重要な法改正の影響で、前年と比べ厚さがわずかに増しましたが」

    令和3年度版のポケット六法と比べて、民法や個人情報保護法、少年法などに大きな改正があり、分厚くなったのだとか...。

    「ポケットに入る」大きさは変わらないものの、学習する人のために工夫が施されたことも少し厚くなった理由だそう。

    「条文の理解を手助けするために、ほかの法令を小さな文字で掲載しているのですが、この法令の上部に太めのラインを入れて区別しやすくしています」

    なんと...!文字が小さく、読み進めているつもりが同じ行を繰り返し読んでしまったことのある筆者にとっても、朗報です!

    大きな反響には.....

    寄せられた大きな反響を、どのように受け止めているのか聞いてみました。

    「たくさんのコメントをお寄せいただいたのですが、(写真が投稿された9月の)連休が明けてから確認したため、お返事などもできず....コメントも少しずつ拝見しています」

    「(六法がポケットに)入っているか否かという論点に、法解釈を試みる方、懐かしいとか、学生時代ポケ六ユーザーでしたという方など、多くの方から様々なコメントをお寄せいただきました。たくさんの方に愛されていることが実感できて、編集部としても嬉しい限りです」

    「『法を知る』第一歩として、ポケット六法を手に取っていただき、本当にありがとうございます。これからも条文を正確に読者の皆さまにお届けできるよう、努めてまいります」

    最新版のポケット六法。ぜひ、これまでのポケット六法との違いを噛み締めながら、法律について楽しく勉強していきたいですね!