「私たちが猫と考えるものの実体はほぼ毛なのかもしれない」と投稿された、1枚の写真が話題です。
3匹の猫を飼う猫ラボさん（@nekolabo1）がTwitterに投稿したところ、3万を超えるリツイートと17万以上の「いいね」が寄せられました。
リプライ欄でも、「うちの子もです....」「可愛い、癒し」などの声が多く寄せられています。
見事なぷにぷにほっぺを披露するのは、もうすぐ7歳になる南天ちゃん。気の強い女王様で、人間には甘えんぼな性格だといいます。
おとうさんストーカー定期
BuzzFeedは、投稿者さんに詳しいお話を聞きました。
猫ラボさんは、羊毛フェルトや粘土で猫を作って展示したり、ガチャガチャの原型を作ったりといった猫の造形に関する仕事をしています。
その関係で、普段から猫の形のことばかり考えていますが、今回の写真はこれまで見てきた猫ちゃんとは異なる様子だったとか。
「30年、猫と暮らし毎日見ているにもかかわらず、その認知が覆されるような奥深さを痛感しつつ投稿しました」
「入っている箱はお気に入りのもので、似たような状態はたくさん見ているものの、ここまでイリュージョンのように顔の一部が消えたようなのは見たことがありません。骨はどうなっているのかよくわかりません（笑）」
それにしても、思わず触りたくなってしまうほどふわふわのほっぺ。どのように撮影されたのでしょうか？
「人も猫もくつろいでいるときに何気なく撮りました。箱は猫の数だけあるので、ダブル・トリプルではみ出し頬毛を見られるときもあります」
なんと....！2匹分のもふもふを堪能できるなんて、猫のほっぺ好きにはたまらない一枚ですね！
「実体はほぼ毛なのかもしれない」？
お気に入りの箱に食い込む猫の頬の毛を見て、猫ラボさんは「私たちが猫と考えるものの実体はほぼ毛なのかもしれない」とツイートしています。
なぜ猫の実体はほぼ毛なのかもしれないと考えたのか。理由を尋ねてみました。
「体に関しては水に濡らして一回り小さくなった経験がありますが、顔（頬）まで濡らすことがなかったので、丸顔の輪郭がここまで毛だったとは！という実感です」
普段の姿
水に濡れた姿
たしかに、もふもふな顔はそのままに体だけ小さくなっています。顔が毛でできているのではないかと気がついたときに、驚くのも無理はありませんね😽
最後に、今回の反響をどのように受け止めているのか聞いてみました。
「みんな想像以上に猫のほっぺが好きなんだなと思いました（笑）」
そして、猫好きは知っている人も多いと思われる「猫は液体（流体）」というコメントが多く寄せられたことにも言及し、
「私の言いたかったことは『その液体を構成するのはほぼ毛なのではないか』ということなので、そこは猫好きさんの間でこれから熱い議論が交わされることを期待しています」と猫好きならではの熱い思いを話してくれました。