go to content

金銭授受疑惑 甘利大臣の会見って何を話すの?

疑惑について28日午後に会見を開く甘利氏。会見のポイントを整理した。

1 そもそも、業者からお金を受け取ったのか?


「甘利明TPP担当大臣事務所に賄賂1200万円を渡した」

週刊文春のスクープが世に出たのが1月21日発売号。記事には総額1200万円にのぼる資金提供や接待を繰り返した、とする千葉県白井市の建設会社の総務担当者が実名で登場している。

記事には、大臣自身や大臣の公設第一秘書に、現金を手渡したという証言が並ぶ。甘利大臣は金銭授受については「整理して説明をしたい」と国会で答弁したが、この建設会社の社長らと面会した事実は認めた。

建設会社側と甘利側の証言には食い違う点もある。

「甘利氏側が受け取ったとされる500万円のうち300万円については、甘利氏関係団体の政治資金収支報告書に記載されていない。甘利氏側の関係者は周囲に『300万円は返した』と説明しているが、総務担当者は28日発売の同誌で『返してもらっていない』と反論している」(毎日新聞)。

甘利氏は自身の現金授受については「法に反することはしていない」と反論している

きょうの会見で渡された現金について、どう説明するかが第一の争点だ。

2 結局、口利きをしたのか

さらに週刊文春では、建設業者が甘利氏や秘書に、URへの口利きの見返りとして、資金提供や接待をしたと報じている。秘書の行為について、甘利氏は国会で「週刊誌報道ではじめて知った」と繰り返し述べている。この点は第三者を交えた調査を実施する考えも示している。

口利き問題は事実か、大臣自身が関与していたのか。また秘書の行為について、調査の進捗や方針にどこまで言及するかもポイントになる。

3 大臣をやめるの、やめないの?

現金授受や秘書の行為について説明をした上で、大臣をやめるのか、続けるのか。安倍首相は27日午前の参院代表質問で「説明責任を果たしていただけるものと考える。そのうえで経済再生、TPPをはじめとする重要な職務に引き続き邁進してもらいたい」と甘利氏を続投させる意向を示している。2月3〜4日に予定されるTPPの署名式が行われるニュージーランドにも甘利氏を派遣する方針だ。

難航したTPP交渉をまとめあげ、経済政策の要を担う政権の屋台骨。会見の内容が注目される。

バズフィード・ジャパン ニュース記者

Satoru Ishidoに連絡する メールアドレス:Satoru.Ishido@buzzfeed.com.

Got a confidential tip? Submit it here.