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時代を何度も変えてきたボブ・ディラン 本当のかっこよさがわかる15枚

いつだってボブ・ディランはボブ・ディラン

ノーベル文学賞の受賞発表後に沈黙を保ち、何かと話題のボブ・ディランが、ステラ・マッカートニーのツイッターに登場。ファンを驚かせた。

A nobel prize winner with no shirt on... what!!!!! #Legend x Stella

ボブ・ディラン、ポール・マッカートニー、ニール・ヤング、ローリング・ストーンズなどレジェンドが一堂に会したフェス「デザート・トリップ」の一コマだろう。ポールの娘でデザイナーのステラ・マッカートニーがツイッターにアップした1枚だ。相変わらずかっこいい。

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ノーベル賞側の連絡は本人が「寝ている」から取れていないのに、というツッコミはさておくとして……。

1965年、名曲中の名曲と名高い「Like a Rolling Stone」が誕生する年の1枚。隣の女性はフォークシンガーのジョーン・バエズ。ちょうどフォークギターからエレキギターに持ち替えた時期に重なる。ここで、時代は変わる。

ジャケットの裾から覗いているシャツもおしゃれ。同時代のミュージシャンと比べて、そのファッションセンスはずば抜けていた。

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横顔を2枚続けて。こちらも1965年撮影。1941年生まれなので、単純計算で24歳。面倒そうに取材に応対している横顔もきまっている。

20代半ばにして、佇んでいるだけで、この風格。物憂げな表情もまた良い。写真集「時代が変る瞬間」によると、当時、スコットランドで開いたライブではファンの女性からパンチを浴びせられたらしい。

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同時期のライブアルバム「 The "Royal Albert Hall Concert"」には、「ユダ(裏切り者)」と叫ぶ声がはっきりと収録されている。

エレキギターへの転向は、決して歓迎されたものではなかった。それでも「ボブは自分がしていることを信じて前に進み、一度として同じコンサートをしなかった」(「時代が変る瞬間」より)。

36歳。相変わらず取材は面倒そう。ライブアルバム「武道館」も発売された。

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ボブ・ディランといえば、やっぱり水玉シャツ。50歳をすぎて着ているのに誰よりも似合っている。

2000年代に入っても、活動の衰えは一切なし。ネヴァー・エンディング・ツアーは続き、「Modern Times」などスタジオアルバムを発表する。2008年には優れた報道や文化に与えられるピューリッツァー賞特別賞を受賞した。理由は優れた作詞によって、アメリカのポピュラーミュージックや文化に多大な影響を与えたこと。

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最近のライブでは、こんな感じでキーボードを弾くことが多い。たまにハーモニカを吹いたり、(もう滅多に見られなくなったけど)ギターを持った時の歓声はすごい。

どうだ、と言わんばかりの表情で歌い上げている。迫力ある。

Congratulations to one of my favorite poets, Bob Dylan, on a well-deserved Nobel. https://t.co/c9cnANWPCS

オバマ大統領がツイッターに公開したプレイリストをみると、半可通や迎合ではなく、本当に好きなことがわかる。

2016年10月14日、冒頭のフェスで、ボブ・ディランは久しぶりに「Like a Rolling Stone」を演奏した。これがノーベル文学賞をうけてのものなのか、ただ演奏したくなっただけなのか、観客の熱気に応じたのか。その答えは、もちろん、風に吹かれているということで。

バズフィード・ジャパン ニュース記者

Satoru Ishidoに連絡する メールアドレス:Satoru.Ishido@buzzfeed.com.

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