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「渋谷区で保護して」トキより少ないガングロギャルが政治家と未来を語り合ってみたら…

「そもそも政治家の仕事がわかんない」「選挙に落ちたらどうするの?」

もうすぐ東京都議会議員選挙があるらしい。

築地市場や受動喫煙など様々な争点がニュースを賑わわせていますが、結局のところ、候補者たちは東京をどんな街にしたいと考えているのか。

素朴な疑問に答えてもらうため、渋谷・センター街にあるガングロカフェ店長のぇりもっこりと、正論ギャルあおちゃんに、渋谷区から民進党公認で出馬予定の浜田浩樹氏と「ギャルの聖地・渋谷」の未来をあれこれ語り合ってもらいました。

BuzzFeed Japan / 民進党

「そもそも政治家の仕事がわかんない」

えりもっこり:めちゃくちゃ申し訳ないんですけど、政治家の仕事自体があんまりわからないです。

浜田氏:国会議員とか都議会議員とか色々あるんですけど、国だったら国、都だったら都の予算を決めたり、ルールを決めたりするのが仕事です。そのためにみなさんの意見を聞いて話し合う活動をしています。

あおちゃん:浜ちゃんは鹿児島出身なんですよね?なんで渋谷にこだわるんですか?

浜田氏:学生の時からずっと渋谷に住んでて、渋谷の夢を求める人たちが集まってくる雰囲気が好きなので、ずっと渋谷で仕事したいなって。

ぇりもっこり:すごい。私たちより渋谷愛強いかも。

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和気あいあいと語り始める3人

「ルーズソックス安くなりますよとか…」

あおちゃん:渋谷だと若者も味方にしていかないと、選挙難しくないですか?

浜田氏:すごく難しいところですよね。一生懸命、TwitterやFacebookでも肩肘張らずに面白おかしいことを発信したりしてるんですけど、若い人に興味を持ってもらうのは難しいなあ〜っていつも思ってます。

あおちゃん:私、ちょっと考えたんですよ。やっぱり若者も自分たちの損得がわからなきゃ選挙に行かないと思うので、例えば「私が当選したらルーズソックス安くなりますよ!」とか、日常的に使うものが安くなるとかしたら、若者も参加するんじゃないかな?って(笑)

浜田氏:そうですね。僕も普段からみんながどんなことに関心を持ってるのか調べたりしながらやっています。でも、何がバシッと心をつかめるかってのは難しいですね。

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スクランブル交差点に立つぇりもっこりとあおちゃん

ガングロギャルが描く渋谷の未来

浜田氏:みなさんは渋谷がどういう風になっていったらいいと思いますか?

あおちゃん:私は第一にきれいになってほしい。渋谷ってすごい汚いじゃないですか。外国人観光客の方々が来てくれても、スクランブル交差点とかその先のセンター街とかが汚いと、日本ってこういうところって思われちゃう。

ぇりもっこり:私は酔っ払いをどうにかしてほしい。ガングロカフェは朝5時に終わるんですけど、店を出るとすごい酔っ払いが多くて、パリピ?みたいな人にめっちゃ絡まれて、肩組まれたりとかイエーイって抱きつかれそうになったりするんですよ。いい意味でフレンドリーだけど、怖いんで。普通に帰りたい。

浜田氏:マナーは守んなきゃいけないですよね。街をきれいにするのも色んな方法があると思います。行政の職員が掃除するのもあるし、近所を掃除する住民の会もあるし、色々組み合わせていかないといけないですよね。

あおちゃん:あと、ちょっと気になることもあって。私、父子家庭なんですよ。そういう子供の支援は考えてますか?

浜田氏:今一番に言ってるのが、学校給食の無償化なんですね。渋谷区には給食費が払えなくて、行政が支援してる人がたくさんいるんですよ。だから、子供が家庭の状況に関わらず、学校に安心して通えるようにしなきゃいけないなと思ってます。

あおちゃん:わあー私、めちゃくちゃ共感しました!親の状況で子供のスタートラインを決められたくないなってすごい思うんですよ、私もそうだったので。めっちゃ応援したくなりました!

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子育て支援について熱く語るあおちゃん(右)

“絶滅危惧種”のガングロギャル「渋谷区で…」

あおちゃん:あと、最近ガングロカフェでも外国人観光客が増えてるんですけど、そういう「おもてなし」みたいなことって何か考えてますか?

浜田氏:うーん、僕はどっちかっていうとオリジナルの日本を大事にしないといけないなって考えてます。日本はこういうものですってみんなが自信を持って、伝えていくのが大事なんじゃないかと。

あおちゃん:素晴らしいと思います。(絶滅危惧種の)トキは全国で800羽?8000羽?くらい(国内の推定野生個体数は約200羽)いるらしいんですけど、私たちみたいなコテコテのギャルは全国に150人あまりしかいないんですよ。日本が始めた文化なのにもうこれしかいない。なので、ギャルの聖地・渋谷で、保護してほしいなって…(笑)

浜田氏:どうなんだろう(笑)保護っていうと行政がお金を出して、逆にそれが縛りを作っちゃう可能性もある。ガングロみたいなのは自由な中から出てきた文化だから、自由にやってくださいってことしかないですよね。

あおちゃん:私たちゴミ投げられたりとか、すれ違いざまに「時代遅れ」とか言われたりするんですよ。なので、みんな自由でいいんだよってことが浸透したら、もう少し私たちも生きやすくなるかなあって。

浜田氏:みんなが色んな個性があることを尊重していくのが大事ですよね。巡り巡ってガングロがまた時代の最先端になるかもしれないし。

あおちゃん:そうですそうです、それを信じてます!私たち。

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夢を叶えられる街、渋谷に

あおちゃん:浜ちゃんはどういう渋谷にしていきたいってのはありますか?

浜田氏:やっぱり渋谷は若い人の街で、これからの希望が詰まってるようなイメージがあります。だから、みんなが希望を持って集まり続けられるような街にしたい。そういう人たちがきちんと応援されて、渋谷で育つ子供たちも、渋谷に来る人たちも夢を叶えられるような街にしていきたいと考えています。

ぇりもっこり:浜ちゃんは今回の都議選も出るんだよね。選挙に落ちたらどうするの?

浜田氏:うーん、なるべく考えたくないです(笑)でも落ちたら、今まで自分が言ってきたことが正しいかどうかを考えて、選ばれた人たちにちゃんと意見を言っていかないといけないですよね。落ちたからもう政治に参加しませんってことはないです。

あおちゃん:一生、立候補し続けるんですか?

浜田氏:あー、それはわかりません(笑) 今は私のような考え方を持ってる人があまり選挙に出てないんじゃないかと思って選挙に出てますけど、私の考えを誰も全く応援してくれなくなったり、私と同じ考えの人が出てきたら、それはその人を応援するってことになるかもしれないですね…。

あおちゃん:でも今日浜ちゃんと話して、ちゃんと考えてる政治家もいるんだなってすごいうれしくなった。私たち応援してるんで、まだまだやめないでくださいね!

BuzzFeed Japan

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