定年退職を迎えた父に贈った「歴代愛車トミカ」 。息子のプレゼントに無事号泣

    「まるでいなくなったはずの家族が戻ってきたような、絆のようなものを感じました」

    この春、定年退職を迎えたお父さんに息子が贈ったあるプレゼントが「こっちも泣けてくる…」とTwitterで話題になっています。

    家族みんなで父親の定年退職お祝いをしてきました。弟がプレゼントで持ってきた「我が家の歴代愛車トミカ」が凄かった!記憶を頼りに、近しいトミカを改造して自分で作ったそうです😳 父、無事号泣😭

    そのプレゼントとは、家族何十年分もの思い出が詰まったマイカーを再現した「歴代愛車トミカ」。

    写真を投稿したデザイナー兼イラストレーターのkazooさん(@kazoo_don)の弟が、一つひとつ幼い頃の記憶を辿りながら、トミカを改造して手作りしたものでした。

    調達から完成までに1ヶ月

    「父は車に対する思入れが強いので、出来上がったトミカを見れば、乗っていた頃へ思いを馳せられるかなと思ったことがきっかけでした」と、kazooさんの弟さんはBuzzFeed Newsの取材に話します。

    製作にあたり、まずは記憶を頼りに該当車種やそれに近い形のトミカを注文。一部はお菓子のおまけなども使いつつ、ヘッドライトなどの部品はミニチュア好きの腕を生かして自作。

    調達から完成までに、約1ヶ月を要したと言います。

    一台一台に家族の思い出

    「一台一台たくさんの思い出があります」とTwitterに綴ったのは、兄のkazooさん。

    「両親共に免許持ちで、私たち兄弟を色んな場所へ連れていってくれました。遊園地、山や海、関西から親戚のいる九州までも何度も行きました。偉大な両親で真似出来る気がしません」

    弟さんにとって一番印象に残っているのは、写真左から2番目の日産ラルゴ。

    「サンルーフ付きの車で、幼い頃はそこから兄弟2人で顔を出して遊んでいました」

    「後部座席には、テーブルを広げることができ、家族皆んなでピクニック気分でご飯を食べたことを覚えています。致し方ない理由により予約していた宿に泊まれず、みんなで車内泊をしたこともあります」

    プレゼントを受け取ったとき、お父さんはとても驚いたあとに、涙を流しながら笑顔でミニカーを眺めていたそうです。

    「いなくなった家族が戻ってきたよう」

    その後も、家族でそれぞれの車について話が膨らみ、「まるでいなくなったはずの家族が戻ってきたような、不思議な一体感、絆のようなものを感じました」とkazooさんは言います。

    弟さんも「小さい頃から両親にはやりたいことをやらせてもらっていたので、家族を支えた父、父を支えた母には、これからやりたいことをやってほしいと思います」

    「僕たちも出来る範囲で力添えができれば良いですね」と話しました。