小山田圭吾氏、五輪への楽曲参加を辞任する意向 障害のある同級生へのいじめが再浮上

    東京オリンピック・パラリンピックの開会式に作曲担当として参加していたミュージシャンの小山田圭吾さんが7月19日、学生時代に障害のある同級生などをいじめていた問題が再浮上したことを理由に、辞任する意向を表明した。

    東京オリンピック・パラリンピックの開会式に作曲担当として参加していたミュージシャンの小山田圭吾さんが7月19日、学生時代に障害のある同級生などをいじめていた問題が再浮上したことを受け、辞任する意向を表明した。

    Atsushi Tomura / Getty Images

    小山田圭吾さん(2014年撮影)

    小山田さんはソロユニット「コーネリアス」として、国内外の有名アーティストとコラボレーションするなど、国際的に活動してきた。

    しかし、小山田さんの大会参加が発表されると、音楽誌「ロッキング・オン・ジャパン」の1994年1月号に掲載されたインタビューで、小山田さんが中学時代に障害のあるクラスメイトなどをいじめていた経験について語っていた問題が再度浮上。

    記事では性的な暴行も含む苛烈ないじめのエピソードが語られており、小山田さんの大会参加に対して、適任ではないと抗議する声が上がっていた。

    小山田さんは7月16日、「学生時代、そしてインタビュー当時の私は、被害者である方々の気持ちを想像することができない非常に未熟な人間であったと思います」などと謝罪。

    東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への参加につきまして

    Twitter: @corneliusjapan

    19日には自身のTwitterに「東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております」とし、組織委員会に辞任の申し出をしたことを明かした。

    東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への参加につきまして

    Twitter: @corneliusjapan

    また、インタビューを掲載した「ロッキング・オン・ジャパン」は7月18日、山崎洋一郎編集長の署名で、お詫びを発表

    「その時のインタビュアーは私であり編集長も担当しておりました。そこでのインタビュアーとしての姿勢、それを掲載した編集長としての判断、その全ては、いじめという問題に対しての倫理観や真摯さに欠ける間違った行為であると思います」

    「27年前の記事ですが、それはいつまでも読まれ続けるものであり、掲載責任者としての責任は、これからも問われ続け、それを引き受け続けなければならないものと考えています」などとした。

    一方、組織委は19日、小山田さんが辞任の意向を発表する前に、「ご本人が発言について後悔して反省しておられると、おわび文を掲出した。我々は現在は高い倫理観を持って創作活動するクリエーターと考えている。開会式準備における貢献は大きなもの」などと、留任させる方針を示していた

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