7月21日に投開票日を迎えた、参議院議員選挙。YouTuberやタレント、モデルとして活躍するkemioさんが、自身のInstagramやTwitterで「もし投票権のある方がいたら、ぜひ本当に投票に行ったほうがいいと思います」と呼びかけています。
1人でも多くのウチらが選挙に参加しますように🖤
今日は参議院選の選挙ということで、ちょっとそれに対してなんかストーリー撮りたいなって思ったんですけど、もし投票権のある方がいたら、ぜひ本当に投票に行ったほうがいいと思います。
ぶっちゃけのこと言うと、私は今アメリカに住んでいて、今回の選挙には参加することができないので、多分このストーリーを見ている人の中では、なんでお前みたいなやつに言われなきゃいけねーんだよ、お前選挙行かねーじゃんブンブンブンって思うと思うんですけど、本当にそれに対してはマジでそれなっていう感じです。
でも、なんかそれを考えたときに、うちのことをフォローしてくれたりとか見てくれてる方って多分、同世代の方が多いと思うんですね。
で、ウチらがやっぱり30、40代になった時により過ごしやすい、なんか生きやすい日本の社会になっててほしいし、そういうのを変えていくのって、多分今の私たちの世代だとすごく思うんですね。
で、なんかウチらがもっと30、40代になって、大人になって、家庭を持った時に、この国の方針とかに、「え~これなんなの~もうほんと住みづらい~無理~!」って思った時にも、今変えていかないと、投票していかないと、変わっていかないと思うので、やっぱ時間とかもかかると思うので。
だから、なんかせっかく選挙権のある方がいらっしゃいましたら、無駄にならないように、自分のきちんとした意見を紙にピャーンピャーンピャーン!ってやって、ボックスにブッカンブォ〜ンっていうのをやってみたほうがいいんじゃないかな、無駄にしないように。
kemioさんは、自身の生い立ちやセクシュアリティについて綴ったエッセイ「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」でも、アメリカに引っ越してから、政治や選挙に対するイメージが変わったと綴っています。
なんか(日本は)政治の話は人にしちゃダメみたいな雰囲気あるし、ひとりひとりが意見持つのがむずいテンションをとても感じる。だけどねアメリカに行ったら違ったの。
まず政治への入り口がいっぱいある。有名人が政治に対して意見するし、ディスも飛ばすし、若者が興味持ちやすいようになってる。
私が高校生のころなんて、政治に関して話すのはTwitterで議員さんのコラ画像回ってきて「やば、ウケる」ってときくらいだったのにって焦りました。
アメリカだと若くても、意欲的に選挙に行こうって雰囲気がある。きっとそれが理想なんだよね。
だってよく考えたら政治にウチら世代の意見がないことが、私たちの30、40代とかに影響出てきて、そんときに「やだー無理ー」って言ったって遅いじゃん。まじ危なくねー?だから私は、ウチら世代ほど選挙に行くべきって思うわ。(『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』:「選挙に行く人が生きやすい世の中になるのはマジ当然。30代になったときに無理って言っても遅いから行く」より)
(サムネイル:黒羽政士)