8月5日までヒロシマには、日常があった。原爆投下前の風景をカラー化写真で振り返る
人工知能を使った自動色付け技術によってカラー化した写真で振り返る。
広島は8月6日、被爆73年となる「原爆の日」を迎えた。

時事通信
長い年月にわたって原爆の恐ろしさを語り継ぎ、核兵器の非人道性を訴えてきた被爆者の平均年齢は、82.06歳となった。生きた記憶は、遠ざかりつつある。
戦前の広島にはどのような景色が広がっていたのか。そして、あの日を境に街はどのように姿を変えたのか。

東京大学 渡邉英徳研究室提供 / Via Twitter: @hwtnv
東京大学の渡邉英徳教授(@hwtnv)は、人工知能を使った自動色付け技術で、かつての風景を蘇らせるプロジェクトに取り組んでいる。
渡辺教授や、その協力を得た広島女学院高校の生徒がカラー化した写真で、広島の歩みを振り返る。

東京大学 渡邉英徳研究室提供 / Via Twitter: @hwtnv
1945年8月6日08時15分、広島原爆投下。瀬戸内海に離脱したB-29から撮影されたきのこ雲。

東京大学 渡邉英徳研究室 / Via Twitter: @hwtnv
1945年8月6日に被爆した,爆心地付近の廃虚のようす。左の崩れた建物が広島瓦斯本社,爆心地から約210m。右手に広島県産業奨励館(原爆ドーム)が見える。

東京大学 渡邉英徳研究室 / Via Twitter: @hwtnv
1945年9月8日、被爆一ヶ月後の広島を歩く日本兵。

東京大学 渡邉英徳研究室 / Via Twitter: @hwtnv
1945年9月8日、被爆一ヶ月後の広島駅にて。武装解除後、東京行きの列車に乗り込む兵士と市民。

東京大学 渡邉英徳研究室 / Via Twitter: @hwtnv
1945年9月8日、被爆一ヶ月後の広島にて。爆心地付近に立つ墓標。
(写真キャプションは渡邉教授による)