Updated on 2020年5月1日. Posted on 2020年4月21日

    新型コロナで深刻化するDV被害。内閣府、24時間メールや電話で相談できる窓口を開設

    新型コロナウイルスの影響で、深刻化が懸念されるDV被害。内閣府はメールや電話で24時間相談を受け付ける窓口「DV相談+」を開設した。

    新型コロナウイルスの影響で、家庭内暴力(DV)の深刻化が懸念されるなか、内閣府男女共同参画局は4月20日、新たな相談窓口「DV相談+」(0120-279-889)を開設した。

    専門の相談員が対応し、電話やメール、チャットを使って匿名で相談することができる。4月29日以降は24時間体制で電話相談を受け付け、メールやチャットでは約10カ国語にも対応する予定だ。

    「最も安全なはずの場所に潜む危険」

    Kieferpix / Getty Images / Via (写真はイメージです)

    新型コロナウイルスによる生活不安や外出規制が、DV被害の増加につながる危険性は、世界中で警鐘が鳴らされている。

    国連のアントニオ・グテレス事務総長は4月6日、「多くの女性や子どもたちにとって、最も安全な場所であるべきはずの自宅に、最大の危険が潜んでいる場合がある」と言い、新型コロナウイルス対策の主要政策として、DV対策に取り組むよう各国に呼びかけた。

    日本でも「夫が在宅勤務になり、家族に暴力を振るうようになった」「DVを受けて避難しようと準備していたが、夫が在宅になったためできなくなった」などの声が各地の支援団体に寄せられ、緊急事態でも相談窓口の運営を続けるよう求める要望書が国に提出された

    休日祝日も24時間受付、10カ国語対応

    内閣府男女共同参画局 / Via soudanplus.jp

    こうした事態を受け、内閣府は相談体制の拡充を決定。

    これまで運営してきた全国共通の相談ナビダイヤル(0570-0-55210)に加えて、「DV相談+」では深夜や休日も電話相談に対応し、電話しづらい人のためにメールやチャットでも相談できるよう体制を整えた。

    必要性や本人の希望に応じて、面談や同行支援、安全な居場所の提供にも取り組むという。

    5月1日からは、メールやチャットにおいて外国語にも対応し、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語、タイ語、ベトナム語などの相談を受け付けるという。

    内閣府男女共同参画局・暴力対策推進室の担当者は「内閣府としても、今回の新型コロナの影響でお家にいる時間が増え、DVが深刻化すると考えています。被害に遭われた際には、躊躇せずにご相談いただくことが大切」と語った。

    「DV相談+」の窓口は以下の通り。

    Contact Saori Ibuki at saori.ibuki@buzzfeed.com.

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