9月6日午前3時8分ごろ、北海道南西部の胆振地方を震源とした最大震度7の地震が発生した。
気象庁の発表によると、震源の深さは37km、マグニチュードは推定6.7。最大震度は厚真町で震度7、安平町で震度6強、千歳市で震度6弱が観測された。
だが、震源に近い地域の中には、現時点で震度計のデータが気象庁に届いていない観測地点がある。そのため、他に震度7を観測した地点がある可能性も否定できないという。
各地で土砂崩れや建物の倒壊、道路の陥没などの被害情報が相次いでいる。
現時点で震度が観測されていない厚真町では、大規模な土砂崩れが発生。複数人が生き埋めになったとみられると報じられている。
北海道電力によると、北海道内の全ての火力発電所が停止し、道内全域の約295万戸が停電した。6日午前6時現在、復旧時刻は未定だという。
Twitterでは、多くの人が被害の様子を伝えている。
アップデート
気象庁が最大震度を7と発表したのに合わせ、一部を修正しました。