花婿はふたり。インド式の“同性結婚式”が尊すぎるので、今すぐ見て…!

    「一緒に一歩前へ踏み出してくれるパートナーを見つける、それだけです。ふたりの愛があとは全てを証明してくれるでしょう」

    ふたりの花婿が挙げたインド式“同性結婚式”が美しすぎると話題です。

    式を挙げたのは、アメリカで生まれ育ったAmit Shahさんと、Aditya Madirajuさんカップル。

    ふたりは今年1月に人前式を挙げたものの、お互いのルーツであるインド式の伝統的な結婚式を挙げたいと思い、7月19日にニュージャージー州のヒンドゥー教寺院で挙式しました。

    揃いの花婿衣装はムンバイ出身のデザイナー、アニータ・ドングルが手がけたもの。

    アニータ・ドングルは、インドの伝統工芸を取り入れた華やかなデザインで知られ、イギリス王室のキャサリン妃がインドを訪ねた際に着用したことなどで一躍注目を集めました。

    同社の広報によると、式は友だちと親族のみが集うシンプルなものだったそう。

    ふたりの新郎は、インドの習慣に従って花輪を交わし合い、聖なる火を囲んで契りを結びました。

    写真は、Vogueをはじめ多くの海外メディアでも取り上げられ、「本当に美しすぎる」「おめでとう!愛には境界線はない」「ふたりの幸せを心から願ってる」など、たくさんのお祝いのコメントが寄せられました。

    インドでは、157年前に作られた同性同士の性行為を禁止する法律が、昨年9月に撤廃されたばかり。

    ふたりは結婚式の写真が世界中で注目を集めたことについて、Instagramに連名でこう綴りました。

    「希望を探している世界中の人たちにとって、一つの結婚式がこれほどまでインパクトのあるものだとは、思ってもいませんでした」

    「違いを受け入れること、寛容さ、幸せ。これらのことに秘訣はありません」

    「一緒に一歩前へ踏み出してくれるパートナーを見つける、それだけです。ふたりの愛があとは全てを証明してくれるでしょう。愛を込めて、Amit & Adi」