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球場のゲームで154キロの球を投げたファン、プロチームと契約

ネイサン・パターソンが球場のゲームで時速96マイル(約154キロ)の球を投げる動画がツイッターで拡散。それを見たオークランド・アスレチックスが契約へと動いた。

7月19日、ネイサン・パターソン(23)はメジャーリーグチーム、コロラド・ロッキーズのホーム球場であるクアーズ・フィールドにいた。

Nathan Patterson / Via instagram.com

兄弟と試合観戦に来ていたのだが、試合前にファン用の体験コーナーに足を運び、自分の球速を測ることができるゲームになんとなく参加した。

ピッチングをするのは高校生以来だった。

しかし投げてみたところ、なんと球は96マイル(約154キロ)を記録したのだ。

その時の様子を、兄弟が動画におさめてTwitterに投稿したところ、約3000件もリツイートされた。

Guys, we were just chillin at a @rockies baseball game, and my brother decided to step into a speed pitch challenge...he hit 96 mph 😳 @MLB Let’s get him signed!

動画は現時点で約240万回も再生されている。

MLB(メジャーリーグベースボール)にも宛てられたツイート内で、兄弟は「彼と契約しなよ!」とコメント。

すると約2週間後、このツイートを見たプロ野球チーム、オークランド・アスレチックスがネイサンとの契約を正式に申し出た。

幼い頃からプロ野球選手を夢見ていたネイサンは、「この気持ちは言葉では表現できない」とInstagramに投稿した。アスレチックスのユニフォームに身を包んで契約書にサインする様子が写真におさめられている。背番号は36番だ。

96マイル(約154キロ)の球を投げるのは、どれほど難しいことなのか。

Free Agent still looking for an opportunity! First time pitching in a live game in 6 years (since junior year high school) 2 IP 22 Pitches 4 K's/2 Groundouts/0 Walks Fastball 91-93 T95 Slider 78-80 @FlatgroundApp @PitchingNinja

2018年6月のネイサンの投稿。ここでも93マイル(約150キロ)の球を投げている。

多くのプロ野球選手は、高校と大学で優秀な成績を収め、プロ野球チームにスカウトされてマイナーリーグでプレーし、そこでの活躍が認められてメジャーリーグに移る、という道を辿ってきた。

メジャーリーガーでも、100マイル(約160キロ)を超える球を投げられるのは一握りだ。MLBによると、2015年以来、メジャーリーグのフォーシームファストボールの平均速度は約93マイル (約150キロ) で安定しているという。

MLB公式サイトによると、ネイサンは交通事故で左手を怪我してしまったことが理由で高校以来プレーしていなかったものの、2018年8月にもマイナーリーグの試合で球速96マイル(約154キロ)を叩き出しており、プロ野球チームから注目を集めていたという。

Instagramの投稿で、ネイサンは家族への感謝の意を述べた。

「この9ヶ月間、家族は僕の幼い頃からの夢を叶えるために、愛情を注ぎ、応援し続けてくれた」

「物語は終わらない。今僕は次の章を書いていて、これからの冒険に胸が高鳴っている!」

この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子