胎児と手を繋いでみたい。人気エッセイスト・犬山紙子さん、お腹に描かれた絵がリアル
日に日に大きくなるお腹、何か作品を残したいと思い……。
「スッキリ!!」などでコメンテーターを務めるエッセイスト・犬山紙子さんが1月6日、女児を出産。実は出産前、そのふくらむお腹にはこんな絵が描かれていました。
まるで、そこに胎児がいるかのよう。

Photograph by YOU ISHII, Illustration by Hikaru Cho
日に日に大きくなるお腹を見て、「このどこかマヌケでハンプティダンプティみたいな姿は、ゆくゆく愛おしいものとして思い出すのだろうなと思い、何か作品に残したい」と考えたそうです。
描いたのは、リアル過ぎるボディペイントで有名なチョーヒカルさん。
絵描いてたら絵の具余ったので顔割ってあそびました
顔がひび割れたり、手の甲に口ができたりといった作品を公開し、インターネットでたびたび話題になった人です。HPにはリアルな作品がずらり。
そんな彼女に描いてもらえたら最高じゃないかと、犬山さんはコンタクトしたました。「ボディペイントをやる人間として、妊婦さんのお腹というのは憧れのキャンバス」と、チョーヒカルさんは快諾。
「いつかいつか、と思いながら機会に恵まれない中、今回著作でも存じ上げていた犬山さんからお声がけいただき、光栄でした」

Photograph by YOU ISHII, Illustration by Hikaru Cho
妊婦に描くという、初めての体験。「その中の赤ちゃんに思いを馳せながら絵の具をのせました」と、チョーヒカルさんは話します。

Photograph by YOU ISHII, Illustration by Hikaru Cho
胎児と手を繋いでみたいという夢がかなった犬山さんは、チョーヒカルさんのことをドラえもんのような人だといいます。
そして撮影を終えた一週間後、予定日より早く出産。ホームページでは赤ちゃんの写真もちょっとだけ公開しました。犬山さんは、その手をにぎってこうつぶやいたそうです。
「でも、お前が胎児の時にも手をつないだことがあるんだよ」