池江選手の白血病「がっかり」「下火にならないか心配」 桜田五輪相に批判殺到

    一方、宇野昌磨選手は「無知な状態で発言できる権利はない」と述べ、賞賛されている

    競泳の池江璃花子選手が2月12日、Twitterで白血病を告白したことを受け、桜田義孝オリンピック・パラリンピック担当大臣は記者団に対し、「がっかりしている」「盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」などと発言した。

    ネット上では「コメントがひどすぎる」「人としてありえない」といった批判が広がっている。

    池江選手は「未だに信じられず…」

    時事通信

    池江璃花子

    池江選手は1月18日からオーストラリアで合宿を行なっていたが、体調不良のため予定を早めて帰国。2月12日午後にTwitterで次のように明かした

    《緊急帰国し検査を受けた結果、「白血病」という診断が出ました。私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります。

    今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います》

    「一番言ってはいけない言葉」

    時事通信

    桜田義孝五輪担当相

    NHKの報道によると、桜田五輪相は池江選手の発表を受け、記者団に対してこう語ったという。

    「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また、元気な姿を見たい。1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」

    「頑張ってもらいたい」「元気な姿を見たい」と気遣う言葉もあるものの、「がっかり」「下火にならないか心配」という部分が配慮に欠けるとして、問題視されている。

    Twitterでは「一番言ってはいけない言葉」「大臣のコメントにがっかり」などの批判が殺到している状況だ。

    桜田五輪相はサイバーセキュリティー担当も兼務しており、過去には「従業員や秘書に指示してやってきたので、自分でパソコンを打つことはない」という答弁が波紋を呼んだこともある。

    「宇野選手の爪の垢を…」

    AFP=時事

    四大陸選手権で初優勝した宇野昌磨選手

    一方、フィギュアスケートの宇野昌磨選手は、池江選手について報道陣に問われ、自身の「無知」を認め「発言できる権利はない」と述べたことが称賛を集めている。

    「僕はすごく無知なので、白血病の詳しいことは答えられない。ケガや病気は自分が苦しい。自分が無知な状態で発言できる権利はない」(日刊スポーツより)

    ネット上では両者の対応を比較し、「宇野選手の爪の垢を煎じて飲ませたい」という声もあがっている。

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