だらしない夫を懲らしめるために、自宅を「事件現場」にした妻の驚愕の発想

    正反対な夫婦の素敵な日常にほっこり

    帰ってくるなり靴下をポイ! そんなだらしない夫をこらしめようと、妻が考え出した驚愕のアイディアが話題を呼んでいます。

    「帰宅した旦那がいつも床に洗濯物を放置するからもう事件現場にすることにした」

    漫画家の木崎アオコさん(@aokororism)が投稿した写真がTwitterで6万回以上リツイートされ、21万を超える「いいね」がつきました。

    帰宅した旦那がいつも床に洗濯物を放置するからもう事件現場にすることにした

    Via Twitter: @aokororism

    木崎アオコさんのTwitterより

    日常の風景が一変

    その写真とは、脱ぎ散らかした靴下などの洗濯物の近くに「A」「B」と書かれた鑑識用の表示板を置いたもの。

    これ、ドラマとか映画でよく見るやつー! よくある日常の一コマが、あっという間に事件現場に変貌してしまいました。

    黄色い「立入禁止」のテープとか、チョークで描かれた人型とかが出てきても全然おかしくない緊迫感だ…。

    木崎さんの斜め上な発想に、Twitterでは「言い逃れできませんな」「うちの旦那だったらアルファベット Jぐらいまで必要かも」といった反響が広がっています。

    表示板は手づくり

    どうして、こんなイタズラを思いついたのでしょうか。BuzzFeedは木崎さんに取材しました。

    「何となく思いつきましたが、よく捜査モノの海外ドラマを見るので、もしかしたらその影響かもしれません。今ちょうど警官が出てくる漫画のネームもきっているので」と木崎さん。

    旦那さんのリアクションはというと、「笑いながらいつもより早く片付けてました」とのこと。

    表示板は本格的でかなりのリアリティーがありますが、なんと木崎さんが手づくりしたもの。厚紙や油性マーカー、白筆ペン、白ボールペンを使って仕上げたのだとか。

    「所要時間はちゃちゃっと5分くらいだと思います。ぽく見えればそれでいいので、そんなに気合い入れてつくってはないです」

    @lz1W6y6jeIRPfyo @___kuromitsu___ 手作りです! 厚紙切ってマッキーで黒く塗って、白筆ペンと白ボールペンでAとかB描いてるだけですよ〜 一緒にだらしない旦那を懲らしめましょう!

    Via Twitter: @aokororism

    木崎アオコさんのTwitterより

    「おっとり旦那」との素敵な日々

    木崎さんは20代後半で旦那さんは30代前半。間もなく結婚3年目を迎えるそうです。木崎さんは夫婦の日常を描いた『私のおっとり旦那』も発表しています。

    ネガティブで気難しい木崎さんと、ポジティブで素直な旦那さんは性格も個性も正反対なのに超仲良し。

    漫画に描かれた旦那さんの天然なおっとりぶりには、ほっこり癒されます。

    「『私のおっとり旦那』は全部語録をもとにした実話です。散らかし屋なのが旦那の数少ない欠点のひとつですね。今回のバズりで、旦那のこの悪習が直ることを願ってます!(笑)」

    こんな風に遊び心あふれるやり方で指摘されると、ガミガミと小言を言われるよりも、かえって身にしみるかもしれません。

    「うちは色んなことが正反対な夫婦で、お互いの得て不得手を支え合って生活してるので、これからもお互いのダメなところを優しく指摘しあいながら、楽しく夫婦生活を送りたいと思ってます」

    BuzzFeed JapanNews