Updated on 2018年8月19日. Posted on 2018年8月19日

    「宿題やったの?」「今やろうと思ってたのに!」ってならないための魔法の言葉

    疑いではなく、信頼が大事

    長かった夏休みもそろそろ後半戦。羽を伸ばして遊びまくる子どもたちを横目に、「宿題の方は大丈夫?」と気が気じゃないお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。

    だからといって「宿題やったの!?」と責め立てようものなら、「今やろうと思ってたのに!」と子どもがムクれてしまうのは目に見えています。

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    「声のかけ方として満点」

    なんとか、子どもにやる気を出してもらうやり方はないものか…。そんな悩める親御さんのヒントになりそうなTwitter投稿が、最近注目を集めました。

    「宿題やったの!?」 「今やろうと思ったのに、言われるとやる気失くす!」とか言う。 「宿題順調?」って聴くと、やっていないときはやべっ!って顔してすぐに取り掛かるし、やってあるときは、ドヤ顔してくる。 そして、最近、言わなくてもやるようになった。 言葉を変えると、行動も変わる。

    「宿題やったの!?」


    「今やろうと思ったのに、言われるとやる気失くす!」とか言う。


    「宿題順調?」って聴くと、やっていないときはやべっ!って顔してすぐに取り掛かるし、やってあるときは、ドヤ顔してくる。


    そして、最近、言わなくてもやるようになった。

    言葉を変えると、行動も変わる。

    中学2年生の息子を持つという関東地方の主婦、sakurakoさんによるツイートは1万7千回以上リツイートされ、4万7千を超える「いいね」がつきました。

    「とても参考になりました」「声のかけ方として満点」「やったの?→疑い
    順調?→信頼 なるほど」など、共感の声が広がっています。

    Anurakpong / Getty Images

    失敗の末に思いついた「宿題順調?」

    BuzzFeedは、sakurakoさんに話を聞きました。

    sakurakoは夏休みの初めに、息子さんとこんな約束をしたそうです。

    「もう宿題やれやれ言わないから、自分で日程決めて自己責任でやってね」

    「すっげえ、ありがたい。いろいろ言われたくない」

    ところが一向に、宿題に手をつけない息子さん。しびれを切らして、ついつい「宿題やったの!?」と禁句を口にしてしまいました。

    「今やろうと思ったのに、言われるとやる気なくす!」

    当然ながら、返ってきたのは反発の言葉だけ。それでは、どんな言い方ならスッと頭に入っていくのか。sakurakoさんは考えを巡らせます。

    「自己管理しているのに口を出されるのが嫌。やろうと思っているのに言われるのが嫌。でも、自主的に気持ちを切り替えて、勉強を始めることは苦手…。そんな現状を踏まえて、思いついたのが『宿題順調?』です」

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    育児の悩み、共有したい

    Twitter上で広がる反響に対しては、こう語ります。

    「思春期独特の悩みとしてツイートしたのですが、『会社でも使える』『夫婦関係にも活かせる』というお声や、お子さんから『これならできる』『信頼してもらえている気がする』『弟に言ってみたら効いた』などの反響があったのがとても嬉しかったです」

    息子さんは「自閉スペクトラム症」(ASD)を抱えており、sakurakoさんは日ごろから「私が学んできたことを、育児で悩んでつらい思いをしている方と共有できたら」と考えて情報発信をしています。

    「発達障害の子どもたちにとって良い育児は『丁寧な子育て』であって、それらはほとんどが健常児にも有効と考えております」

    その言葉通り、「順調?」の声かけは、障害の有無や子ども・大人の違いを越えて、コミュニケーションを円滑にする「魔法の言葉」として広く応用がききそうです。

    イラっとして「やったの?」と相手を責め立ててしまいそうな時、グッと飲み込んで「順調?」と投げかけてみてはいかがでしょうか。

    BuzzFeed Daily

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