
「かんさい〜でんきほ~あんきょ~かい♪」
関西電気保安協会のCMでおなじみのサウンドロゴが、電気グルーヴの石野卓球さんの手によって、どちゃくそカッコいいテクノに生まれ変わってしまいました。
その名も「関西電気保安グルーヴ」。BuzzFeedは異色のコラボが実現した経緯を、関西電気保安協会に取材しました。
関西人の心のアンセム

関西電気保安協会のCMは1976年から放映されており、「かんさい〜でんきほ~あんきょ~かい♪」は関西人の誰もが知る「心のアンセム」と言っても過言ではありません。
そのどこか気の抜けた感もあるサウンドロゴが、今回スタイリッシュなテクノサウンドへと一新されたのです。
「かっこよすぎて震える」

「関西電気保安グルーヴ」の動画が公開されたのは3月1日。公式Twitterアカウントによる投稿は、6500回以上リツイートされ、8千近い「いいね」を集めています。
リプライ欄には「かっこよすぎて震えました」「企画して実現した人えらい」と称賛の声が続々。
YouTubeにアップされた動画は7万回以上再生され、「関東電気保安協会も卓球にアップデートしてもらいたい」「シングルにして」「関西の人間からすれば自然な流れ」とコメント欄を賑わせています。
中毒性がヤバイ

動画には、関西電気保安協会に所属する本物の協会員が登場。突然の停電に怯える少女を救うべく、奮闘する様子が描かれています。
合間合間に「電気は正しく安全に」「オールウェイズアップデイト」といったメッセージも映し出され、なんともシュールな仕上がりです。
耳にこびりついて離れない中毒性のあるサウンドは、元ネタを知らない関西以外の人でも、ひとつの作品として聴き入ってしまう魅力があります。
「電気」共通、何かの縁

「電気」つながりとはいえ、意外性抜群のコラボ。一体どうして、卓球さんにオファーしたのでしょうか。
関西電気保安協会の広報グループに問い合わせると、こんな答えが返ってきました。
「今回のWEB動画は、当協会のテレビCMのサウンドロゴを活かし、CMのイメージを一新するスタイリッシュな動画を作りたいとの思いがありました」
「電気の安全のために常にアップデートを続ける当協会のイメージに合うアーティストが、最先端の音楽を発信し続ける石野氏でした。『電気グルーヴ』という電気に関して共通する面も、また何かの縁と感じています」
「普段あまり目にするとのできない当協会の作業風景や、協会員たちの真剣な表情を通して、『普段の暮らし』を支えるために『最高の技術で最大の安心を生み出す』という強い意志を感じていただけますと幸いです」
話題の動画はこちら!
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「関西電気保安グルーヴ」│関西電気保安協会【公式】