安倍昭恵さんのドレス、TPO批判殺到もデザイナーは「まったく問題ない」と反論

    「即位礼正殿の儀」で安倍晋三首相の夫人、昭恵さんが着たドレスに注目が集まっている。このワンピースを手がけた日本ブランド「ツグエダユキエ」のデザイナーは「TPOとドレスコードを考えてつくりました」「ミニスカートではありません」と主張する。

    天皇陛下が国内外に即位を宣言した「即位礼正殿の儀」。参列した安倍晋三首相の夫人、昭恵さんのドレスが注目を集めている。

    座ったり、万歳をしたりすると膝があらわになることから、ネット上では 「ドレスコードを知らないのか」「TPOを考えて」などの批判が広がり、一時はTwitterのトレンドにも昭恵さんの名前が入った。

    問題のドレスは白のワンピースで、袖の部分が膨らんだ特徴的なデザイン。ハンドベルやお好み焼きのコテに始まり、ジオングやズゴックなどガンダムのモビルスーツにたとえる声もあがった。

    「世界の賓客に恥ずかしい」「誰も止めなかったの?」など、賛否でいうと圧倒的に「否」が目立つものの、一部には「めっちゃパンク」「好きな服を着て堂々としているのはかっこいい」といった擁護意見も飛び交っている。

    「TPO考えてつくった」

    BuzzFeedは、ドレスのデザイナーであるツグエダユキエさんに話を聞いた。

    ーーこちらの商品で間違いないですか。

    うちの商品、私の作品です。

    ーー市販しているのでしょうか。

    一般には売っていません。(8月の)アフリカ開発会議の直前に、昭恵さんに合ったデザイン、サイズでつくりました。

    ーーどんなことを考えてデザインしましたか。

    昭恵さんに似合うこと。TPOとドレスコードを考えてつくりました。

    ーー「即位礼正殿の儀」への参列をめぐって、TPOをわきまえていないという批判もありますが。

    まったく問題ないです。バランスのとれたデイドレス。膝丈、レギュラー丈なので、ミニスカートではありません。