世界が注目する、ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショー。

そのヴィクトリアズ・シークレットの最高マーケティング責任者であるエド・ラゼックの発言が議論を巻き起こしている。

Vogueのインタビューで、Instagramについて聞かれると、彼はモデルへの批判の嵐が吹き荒れているとコメント。
「ブランドは多様性のことを考えているかって? もちろんです。私たちがプラスサイズを供給するかって? しますとも」
しかしショーでプラスサイズやトランスジェンダーのモデルを起用することに関しては、「私たちはそうする必要はないと思っています。 それはショーというのはファンタジーだからです」と語った。
批判が巻き起こっている現状に対しても、それはヴィクトリアズ・シークレットが「トップ」に君臨しており、「他のファッションブランドがその座を狙っている、ライバルが私たちの粗探しをしている」からだと語った。
そして、リアーナにも言及した。

人々は彼のコメントを 不快に思った。するとヴィクトリアズ・シークレットはラゼックの謝罪をTwitterに投稿した。
Please read this important message from Ed Razek, Chief Marketing Officer, L Brands (parent company of Victoria’s Secret). https://t.co/CW8BztmOaM
「L.Brands(ヴィクトリアズ・シークレットの親会社)の最高マーケティング責任者、エド・ラゼックからの重要なメッセージをお読みください。
私のヴィクトリアズ・シークレットのショーのトランスジェンダーのモデル起用に関するコメントは、無神経な印象を与えました。謝罪します。
誤解のないように説明すると、私たちはショーにトランスジェンダーのモデルを起用したいとは思っています。トランスジェンダーのモデルを起用しようとしたことがありますが、他の多くの人たちと同様に、それは実現しませんでした。しかし、その理由は決してジェンダーの問題ではありませんでした。
私は、自分が何者か探求しているトランスジェンダーたちの人生を賞賛し、尊敬します。
エド・ラゼック 最高マーケティング責任者 L.Brands」
リアーナはこの騒ぎに気付いていただろうか? そう、気付いていたのだ。
11日に、あるファンがInstagramに、モデルのルイーズ・オライリーがラザックの多様性に対するコメントを非難しているツイートのスクリーンショットを投稿していた。
オライリーは、Jezebelの「ヴィクトリア・シークレットはプラスサイズやトランスジェンダーの女性にランウェイを歩かせたがらない」と題した記事を、コメント付きでシェアしていた。

そして、誰がこの投稿を「いいね」したと思う?

リアーナはヴィクトリアズ・シークレット・ショーを非難できる、数少ない人物の一人だ。
2019年は、ファンタジーを超えたさらなるランウェイを見たいものだね。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:フェリックス清香 / 編集:BuzzFeed Japan