悪魔に取り憑かれた女性を描いた映画、『エミリー・ローズ』をご存知でしょうか?
悪魔払いの儀式「エクソシズム」を実際に受けた女性:アンネリーゼ・ミシェル。
1952年、ドイツで生まれ、厳格なカトリック教徒として育てられました。
アンネリーゼは16歳の頃、初めて意識を失う経験をします。
その後3年間で2回も同じ経験をしました。しかし脳波検査はいつも正常。
1973年の春、奇妙なことが起こります。
奇妙な現象はそれだけではありません。
母親が主治医に相談したところ、男子修道会のイエズス会に相談するよう促されました。
医師や神父に診てもらうも、症状は悪化するばかり。
1975年9月24日、レンズ神父によって最初の悪魔祓いの儀式が行われました。
レンズ神父は、儀式の様子を録音することを一部許可しました。
さらに恐ろしいことがもう一つ。
アンネリーゼが儀式で、自分に取り憑いた悪魔の一人として「バレンティン・フライシュマン」を挙げたことです。
やがて、アンネリーゼは「食事は許されていない」と、食べることを拒否するようになります。
アンネリーゼは晩年、医療処置を拒みました。そして67回の悪魔払いの後、23歳で餓死しました。
アンネリーゼの事件の真相は、いまだ解決されていません。
事件の詳細はこちらの動画から:
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:岡部春香