本当にあった悪魔祓い…67回もの儀式のすえ、餓死した女性の謎に迫る

    1976年、ドイツで起きた事件。アンネリーゼ・ミシェルという女性が、23歳という若さで餓死しました。その経緯は…。

    悪魔に取り憑かれた女性を描いた映画、『エミリー・ローズ』をご存知でしょうか?

    悪魔払いの儀式「エクソシズム」を実際に受けた女性:アンネリーゼ・ミシェル。

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    1952年、ドイツで生まれ、厳格なカトリック教徒として育てられました。

    アンネリーゼは16歳の頃、初めて意識を失う経験をします。

    その後3年間で2回も同じ経験をしました。しかし脳波検査はいつも正常。

    1973年の春、奇妙なことが起こります。

    奇妙な現象はそれだけではありません。

    母親が主治医に相談したところ、男子修道会のイエズス会に相談するよう促されました。

    医師や神父に診てもらうも、症状は悪化するばかり。

    1975年9月24日、レンズ神父によって最初の悪魔祓いの儀式が行われました。

    レンズ神父は、儀式の様子を録音することを一部許可しました。

    さらに恐ろしいことがもう一つ。

    アンネリーゼが儀式で、自分に取り憑いた悪魔の一人として「バレンティン・フライシュマン」を挙げたことです。

    やがて、アンネリーゼは「食事は許されていない」と、食べることを拒否するようになります。

    アンネリーゼは晩年、医療処置を拒みました。そして67回の悪魔払いの後、23歳で餓死しました。

    アンネリーゼの事件の真相は、いまだ解決されていません。

    事件の詳細はこちらの動画から:

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    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:岡部春香