BuzzFeed Japanで働く人に聞きました! 「どうやって外国語を学んだの?」
BuzzFeed Japanでは週に一度、昼休みの時間を使って、1つのトピックを英語で話し合う「イングリッシュ・ランチ」を開催しています。
そこで、参加者のみなさんに「外国語を学ぶコツ」を教えてもらったところ…さまざまな回答が集まりました!
1. 文章をパラフレーズしてみる
「パラフレーズとは、元の文章を他の言葉で置き換えることです。たとえば、
『Tom became very famous for his first song XX and everyone in this world knows about him(トムは最初に出したXXという曲で有名になり、世界中の人々が彼のことを知っています)』
という文章は、
『Tom is known worldwide because of the biggest hit of his debut song XX(トムは彼のデビュー曲XXの大ヒットによって、世界中の人に知られています)』
とも置き換えられます。
パラフレーズを練習することで、より言葉の表現が豊かになるはずです」
2. 単語だけを覚えるのではなく、文で覚える
「たとえば、副詞の『accidentally(誤って、うっかり、偶然に)』という単語を習ったとします。
ただ『accidentally=誤って、うっかり、偶然に…』と覚えるのではなく、
『I accidentally opened the door(誤ってドアを開けてしまった)』
のように文で覚えることで、言葉の意味を覚えるとともに、使い方も学ぶことができます。
さらに形容詞、副詞、動詞など品詞を意識して覚えれば、品詞ごとに学んだ『使い方』を適応できるはず!」
3. 英語で電話(のフリ)
「ワイヤレスイヤホンを使って、電車を降りた後や待ち時間に『英語で誰かと電話している自分』を演じていました(今思うとヤバいやつ…笑)。
話す内容はなんでもありです。当時は高校生だったので、その日に学校で習ったことや、学校で起きたことを独り言のように話していました。結構楽しかったです!」
4. "友達" をつくる
「高校卒業まで地方に住んでいたため、当時は英語をしゃべる機会が全くありませんでした。
そこで、『ネイティブスピーカーの友達Aさん』を頭の中で勝手に想像して、Aさんとひたすら会話していました」
5. 自分に話しかける!
「鏡を目の前に置いて、映った自分に英語で話しかけていました。発音の練習もしていて、当時は『McDonald(マクドナルド)』を言えるように頑張っていたのを思い出します」
6. 日常で聞こえる英会話は、最高のリスニング教材
「小学生の時にアメリカに住んでいたので、日本に帰国してからは、英語力を落とさないよう勉強していました。
そのためにしたことの1つとして、電車に乗っているときに英語が聞こえてきたら、その会話を聞き、自分だったらなんて返すだろうと頭の中で会話に参加していました」
7. オンライン英会話を活用し、できるだけ毎日話す
「オンライン英会話を約2年続けていました。ネイティブではない講師とたくさん話したことで、アクセントのある英語も聞けるようになりました。
講師も英語を第二言語として学んだ人たちなので、さまざまな学習方法を学べたのは大きかったと思います」
8. 海外のドラマや映画をみて、シャドーイング
シャドーイングとは、聞こえてくる言葉を追いかけるように声にだすこと。
「海外ドラマや映画を見るときに英語の字幕をつけて、常に読むようにしていました。英語がかなり聞き取りやすくなります!」
9. アプリを使って実践的に学ぶ
「韓国語を勉強していたときに、匿名でメッセージを送りあえるアプリを使っていたのですが、そのアプリで出会った人とは韓国語でチャットをしていました。韓国語を教えてくれる人もいました」
10. Podcastを速いスピードで聞いてみる
「英語のPodcastを1.25倍速で聞きます。実際にネイティブスピーカーたちと話したときに、相手のスピードについていけるようになり、会話も理解できるようになりました」
11. お酒のチカラを借りる(未成年はダメ!)
お酒を飲んで気分がよくなれば、英語もたくさん出てくるようになるかも…!?
ちなみに社内では「スピーキングテスト前にビールを2杯飲んだ」という人もいました。
「英語がある程度話せるようになったことで、気づいたこと」も話し合ってみました。
12. とにかく「相手に伝える、伝わる」ことが大切
「英語はあくまでもコミュニケーションの道具の1つにすぎない。発音や文法がめちゃくちゃでも、言いたいことや思っていることが伝われば、それでいい」
13. 表情や感情を出すことも大事
「人とのコミュニケーションにおいて、言葉を使わないコミュニケーション(Non-verbal communication:ノンバーバル・コミュニケーション)も重要です。
たとえば、自分が話しているときに表情が暗いままだと、実際は楽しいことを伝えたくても、相手にはそのことが伝わりにくいですよね。
私は留学したとき、表情や感情を出すためにも、眉毛を動かす練習をしていました笑」
14. 英語を理解できても、知識がないと会話はできない
「少し難しい政治の話になったり、学術的な話を英語でする場合は、前提としてそれらに関する知識が必要。ただ英語が喋れるだけでは会話が成り立たないと感じます」
※集まった回答は、読みさすさのために編集しています。
サムネイル画像/Getty Images