セーラームーンといったら、この決め台詞。
「月に代わっておしおきよ!」
"In the name of the moon, I'll punish you!"
他のセーラー戦士にも、決め台詞ありましたよね?
気になったので調べてみました👇
セーラーマーキュリー「水でもかぶって反省しなさい!」
"Douse yourself in water and repent!"
douse = 〜を水に突っ込む、〜に水をぶっかける(バシャーン!というイメージです)
repent = 後悔する
直訳すると「自分に水をぶっかけて、後悔しなさい!」。
セーラーマーズ「火星に代わって折檻よ!」
"In the name of Mars, I shall chastise you!"
Mars = 火星
chastise = 厳しく叱責する、厳しく罰する
セーラームーンが "I will punish you!" なのに対し、セーラーマーズは "I shall chastise you!" ですね。
will、shallともに「〜するだろう(未来、予定)」という意味を付け足す助動詞ですが、ニュアンスが異なります。
willは話し手の意図を強く反映している場合が多く、shallは未来の確実性を強めるような言い方。ちょっと古い印象もあります。
現代の話し言葉でshallが使われることはあまりないため、少し硬い表現でもありますね。それも含めて、セーラーマーズの「芯のあるお嬢様像」が反映されているのではないでしょうか💖
セーラージュピター「しびれるくらい、後悔させるよ!」
"I'll fill you with so much regret. It'll leave you numb!"
fill 〇〇 with △△ = 〇〇を△△で満たす
so much regret = たくさんの後悔
leave = 残す
numb = まひした、感覚のない、しびれた
直訳すると「あなたをたくさんの後悔で満たします。きっとまひが残るでしょう」。怖い…。
セーラーヴィーナス「愛の天罰、落とさせていただきます!」
"In the name of love, I will punish you!"
セーラームーンの決め台詞と似ていますね!moon(月)がlove(愛)に変わっています。
直訳すると「愛の名において、あなたを罰します!」となるので、あまり日本語のニュアンスは反映されていないようです。
ちびうさ「未来の月に代わって、お仕置きよ!」
"In the name of the future moon, I'll punish you!"
セーラームーンの決め台詞に、future(未来の)が足されています。