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「予約必須」のイタリア観光名所、ぜんぶ予約無しで行ってみた

サン・ピエトロ大聖堂にウフィツィ美術館、「最後の晩餐」…これらのチケット予約は本当に必要?予約無しでも入れるの?ハイシーズン中の観光名所を巡ってみました。

世界遺産保有数ナンバーワンの観光大国・イタリア。

Rikako Takahashi / BuzzFeed

世界中から観光客が訪れるため、有名観光スポットである美術館や博物館などへの入場チケットの事前予約は必須と言われています。

特にハイシーズンである7〜8月のローマやバチカン市国では、事前予約なしの場合、入場待ちの列に数時間並ぶこともあるそうで…。混雑時のディズニーランド並み、下手するとそれ以上らしい…。

そんなハイシーズン真っ只中のイタリアに行ってきました。しかも、「事前予約一切なし」で!!

まわった都市はローマ(バチカン市国を含む)、ミラノ、フィレンツェ、ヴェネツィア、トリノ。事前予約必須の観光名所がひしめく4都市をご紹介します。

本当に予約は必要なのか?予約していない場合、どうやってチケットを買うのがいいのか?など、各地のポイントをまとめました。

結果はこんな感じ。

Rikako Takahashi / BuzzFeed

予約無しでも意外と苦労はありませんでした。

ただ、あくまでも私個人の体験(滞在時期:2019年6月28日〜7月9日)なので、旅行前に時間と余裕があってしっかり計画を立てられる人は、ぜひ事前予約をしてくださいね。備えあれば憂い無し!

1. バチカン博物館、サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国)

Rikako Takahashi / BuzzFeed, Rikako Takahashi / BuzzFeed Japan

厳密に言うと「イタリア」ではありませんが、ローマ観光にきた人でバチカンに寄らない人はいないでしょう。

中でもバチカン博物館は外せないスポットです。宮殿の敷地を博物館・美術館・絵画館・図書館が占めており、早足で見てまわっても3、4時間はかかります。

ラファエロやレオナルド・ダ・ヴィンチ、カラヴァッジョなど、美術通ではなくても人生で一度は見ておきたい芸術家たちの作品が所狭しと並んでいます。ミケランジェロ作「最後の審判」があるシスティーナ礼拝堂も必見!

ハイシーズンでなくとも、通常は入場待ちの列が城壁沿いにずらりと続いています。ハイシーズンになると炎天下で4時間以上並ぶことも珍しくないそうです。

こちらが博物館の入場口…なんと!!並んでいない!!

Rikako Takahashi / BuzzFeed

予約チケット無しで博物館に入場するコツは、無料開館日を狙うこと!

毎月最終日曜は、無料開館日として解放されています。この日は予約不可能なので、事前に予約している観光客やツアーでの団体客は来ないというわけです。

しかも時間ごとの入場規制も設けられていないため、人の流れがはやい!ストレスフリーで好きなだけ見学できます。

博物館からの近道を通れば、サン・ピエトロ大聖堂に並び直さなくても待ち時間ゼロで入ることができます。

Rikako Takahashi / BuzzFeed

キリスト教カトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂。その起源は4世紀にまで遡ります。ミケランジェロ作の「ピエタ」像もガラス越しにですが見ることができます。

博物館見学ルートの最後、システィーナ礼拝堂を抜けた先の左右に扉があります。右側の扉が大聖堂への近道です。

予約(公式サイト)はこちらから。

2. フォロ・ロマーノとコロッセオ

Rikako Takahashi / BuzzFeed

こちらもローマ観光の目玉!代表的な古代ローマ遺跡です。フォロ・ロマーノ、コロッセオ、パラティーノの丘は基本的に3つが一緒になった共通入場チケットとして販売されています。

「予約推奨」としましたが、チケット販売所が周辺に何箇所もあるため、予約無しでもチケットを手に入れることは容易です。よっぽどの混雑時でなければ、チケット購入までに長時間並ぶこともありません。

それでも予約をオススメするのは、直前でもネットで簡単に予約が取れるからです。公式サイトの他にも様々な会社がセット券を販売しており、枠も多いので早期に売り切れることはあまりありません。

予約無しでも入場可能ですが、多少の時間がかかることは否めません。その時に困るのが、とてつもなく強い日差し(特にハイシーズン中)。日除けスポットがほとんどないため、日本とは異なるタイプの突き刺すような日差しを浴びながら待たなければなりません。

これはなかなか辛い…ということで、前日でもいいので予約することをオススメします。

予約(公式サイト)はこちらから。他にもこちらからツアーの予約ができます。

3. ウフィツィ美術館(フィレンツェ)

Rikako Takahashi / BuzzFeed

きっと一度は目にしたことがある、ボッティチェリ作「春」や「ヴィーナスの誕生」、ラファエロ作「ひわの聖母」が展示の目玉です。

レプリカ像が並べられているシニョリーア広場方面からウフィツィ美術館に向かうと、美術館の入り口に面した通りに出ることができます。

私が行った時は、「入場待ち列」にずらりと人が並んでいました。スタッフにチケットを買えるか聞いたところ、「入場待ち列」に2時間並ぶか、「当日予約待ち列」から当日チケットを買うかの2択だと言われました。

2時間並ぶのはごめんだったので当日予約の列に向かったところ、数人ほどしか並んでいませんでした。当日予約は時間指定なのですが、ほとんど全ての時間が空いていました。というわけで直近の枠を選び、15分ほどで入場。

有名な美術館になると旅行計画を立てる時点から早めにオンライン予約をする人が多いので、当日の枠は意外と埋まらないのかもしれません。

予約なしでウフィツィ美術館に行く場合は、初めから入場待ち列に並ばずに、当日予約の窓口に向かう!これが待ち時間短縮のコツです。警備員に「チケットがないなら入場待ち列に並んで」と言われても、当日予約の列を確認してみましょう。

ちなみに、複数の待ち列があってとても分かりにくいのでご注意を。私が行った時は当日予約の待ち列は2番でした。

予約(公式サイト)はこちらから。

4. アカデミア美術館(フィレンツェ)

Rikako Takahashi / BuzzFeed

ウフィツィ美術館と一緒に見ておきたいのが、アカデミア美術館にある「ダビデ」像。

こちらはウフィツィ美術館のように当日予約の枠が空いていることがないため、予約してから向かうことをお勧めします

予約チケットを持っていなかった私は炎天下で2時間弱並びました。

美術館の建物自体はあまり大きくなくシンプルな造りなので、並んでいる間はずっと屋外、石畳の上に立っていることになります。窓口も「事前予約」と「予約無し」とでしっかり別れていて、当日予約をするためにも予約無し列に並ばなければなりません。

予約(公式サイト)はこちらから。

5. ドゥオーモ(ミラノ)

Rikako Takahashi / BuzzFeed

ミラノの中心にある町のシンボル、ドゥオーモ。ゴシック建築の集大成を背に写真を撮らないと、ミラノ観光は始まりません。

大聖堂に向かって左側にチケット販売所があり、事前予約がなくてもチケットの購入は可能です。

購入時は販売所で整理券をもらって窓口から呼ばれるのを待つのですが、実は販売所の左奥に販売機があり、そこでチケットを買うなら整理券は不要です。整理券をもらわずにまっすぐ販売機に向かいましょう。そのほうが早くチケットを入手できます。

チケットを買ったら入場待ちの列に並ばなければなりません。ここの待ち時間は混雑具合によって様々。もし列が長いようだったら、屋上テラスの共通券を購入して先にテラスに登りましょう。テラスから直接聖堂内に降りることができるため、聖堂の入場待ち列に並ぶ必要がなくなります。

テラスに登る時は、「エレベーター(追加料金有り)」と「徒歩」の二択があるのですが、エレベーターに乗るまでに長時間待たなければいけないこともしばしば。ようやく乗れても、テラスまで直接運んでくれるわけではありません。

そのあと徒歩で階段を上がらなければならず、どちらを選んでも距離にあまり大差はないため、体力的に問題がなければ徒歩で登ることをおすすめします。徒歩で登る場合、待ち時間はありませんでした。

予約(公式サイト)はこちらから。

6. サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(ミラノ)

Rikako Takahashi / BuzzFeed

レオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」を見に多くの人が訪れる教会です。こちらは完全予約制。事前予約のチケットを持っていない場合、朝8時には教会に行って当日枠の隙間を狙いましょう。

「予約無しでもOK」というよりも、「事前予約が困難」と言ったほうが正しいかもしれません。約3ヶ月前からオンライン予約が始まるのですが、解禁とほぼ同時に枠が埋まってしまうことがほとんどです。ツアーや割高のチケットを探さない限り、個人でチケットを予約するのは難しいです。

ですが、オンライン予約とは別で当日の枠が空いていることも多いので、事前予約ができなくてもめげずに直接アタックしてみてください。私は朝8時に行って、当日の夕方4時の枠を取ることができました。

ミラノに数日間滞在するなど、旅行日程に余裕がある人は当日予約を狙いましょう。もし滞在時間が短い場合、ちょうどその時間内に予約枠が空いている!なんてことは稀なので、「最後の晩餐」を確実に見たい人はツアーに申し込むのか3ヶ月前に待機して確実に予約を取るのが良いでしょう。

予約(公式サイト)はこちらから。