ウエディングドレスは白じゃないといけないなんて、誰が決めたの?

「日の入り」をイメージした裾のグラデーション。その色合いが何とも素敵です…!
米カリフォルニア州サンディエゴ在住のアーティスト、テイラー・アン・リンコさんは、自身の結婚式の数カ月前にふと思い立ちました。
「一般的なウエディングドレスじゃつまらない」
そして、白いウエディングドレスの裾をカラースプレーでペイントしたのです。
黄色、オレンジ、深い赤、紺色、紫と、カラフルなグラデーションが施されています。日の入りをテーマに色合いを考えたそうです。
式は2016年6月に行われました。その数カ月前から、ドレスに縫い付ける予定だったレース部分を切り取って着色する作業を繰り返していたと、テイラーさんは英デイリーメールに明かしました。
カラフルなグラデーションのデザインを採用した理由については、「私の中の "アート" は封じ込められないと、ドレスで知ってほしかった」と話しています。
「とにかくカラー!全部に彩りを持たせたかったんです」
式から数カ月後、ファイア・ウエディングドレスの制作依頼が何百件も届くようになりました。
幼い頃からプロのアーティストを目指して制作活動を続け、専門学校を卒業してすぐに結婚し、その後のキャリアを模索中だったタイラーさんにとっては絶好のチャンス!自身のブライダルブランド「キャンバス・ブライダル」を立ち上げ、今も多くの花嫁にカラフルなウエディングドレスを届けています。