ゴールデングローブ、アジア系女優で初の主演女優賞!オークワフィナって誰?

    ビバリー・ヒルズで開催された第77回ゴールデングローブ賞授賞式。数々の有力候補が肩を並べる中、オークワフィナがアジア系女優として初めて主演女優賞に輝きました。アメリカでは大人気の彼女のこと、知っていますか?

    アメリカ現地時間1月5日、第77回ゴールデングローブ賞授賞式が開催されました。

    Handout / 2020 NBCUniversal Media, LLC via

    映画の部でドラマ部門作品賞と監督賞を受賞したのは『1917 命をかけた伝令』。

    他にもレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが出演した話題作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、コメディ/ミュージカル部門作品賞、助演男優賞、脚本賞の3冠を達成しました。

    2020年春に日本でも公開予定の『The Farewell(原題)』では、オークワフィナがアジア系女優として初めて、コメディ/ミュージカル部門の主演女優賞に輝きました👏✨

    Rachel Luna / Getty Images

    『オーシャンズ8(2018)』や『クレイジー・リッチ!(2018)』など人気作品に引っ張りだこのオークワフィナ。

    中国系アメリカ人の父親と、韓国系アメリカ人の母親との間に生まれました。

    今回主演女優賞を受賞した『The Farewell』は、故郷から離れ海外で生活していた中国人の親戚一同が、祖母が末期癌を患ったことをきっかけに中国に帰る物語。オークワフィナ演じる主人公のビリー・ワンは、自分の生きるアメリカでの世界と、自分のルーツである中国での世界との間で、家族とぶつかり合いながらも、祖母の「幸せな死」について考えます。

    授賞式では、監督、共演者、家族に感謝の意を述べました。

    "I'd like to dedicate this to my dad, Wally, I told you I'd get a job dad." #TheFarewell star @awkwafina accepts the award for best actress in a musical or comedy film https://t.co/D5vyLVJMas #GoldenGlobes

    「私の父、ウォーリーにこれを捧げたいです。ちゃんと仕事をとるって言ったでしょ!」と言って会場を沸かせたあと、育ての親で「親友」でもある祖母と、今は亡き母親にも感謝しました。

    「私の母、ティアがどこかから見守ってくれていればといつも願っていました。今、私を見てくれているといいです。ありがとう」

    白人俳優が有利だと捉えら得ることの多いハリウッド業界。

    George Pimentel / WireImage

    アジア人女性で初めてゴールデングローブ賞を獲得したことについて、授賞式直後のインタビューで「実はその事実を知ったばっかりで、本当にびっくりしています。素晴らしいことだけど、(同じ例が)もっとあればいいなとも思います。これが始まりになることを願います」と語りました。

    また、自身と同じ境遇のアジア系アメリカ人についても答えています。

    「多くの移民の子どもたちには、アメリカと祖国の両方から疎外されているように感じる場面があると思います。私たちは『アメリカ人』らしく物事を感じるように育てられて、祖国に帰ると、『ここには属さない』と言われます」

    「でもまたアメリカに戻ると、自分が『他人』であるかのような感覚に陥りますが、これは異なる文化や国の間で板挟みになるときに常に起こることです」

    自身の経験が『The Farewell』での演技にも活きたと振り返りました。

    ラッパーとしても活動中のオークワフィナ。2019年には、タイム誌が選ぶ「TIME NEXT 100」にも選ばれています。

    おめでとうオークワフィナ👏👏👏