「ブロッコリーの皮が簡単に剥ける」というツイートが、話題になっています。
「そのままにして食べるには固く、削ぎ落とそうとするとうっかり切り過ぎてしまいがちなブロッコリーの皮(茎の周りの部分)。
ですが、実は加熱することで簡単に剥がせるようになります。うまく剥がせるととても気持ち良いので、オススメです」
斜線部分を剥きたい…。けれど、こんなに薄くできるのかな?加熱しま〜す。

ヤケドに十分注意して、剥いていきます。

べろんと剥がれていく…!「クセになります!」

「ヌヴァっとむけました!」

実際に試した人からは「予想以上に簡単で、これまで必要以上に皮をむいていたことがよく分かりました。これはやみつきになりそうです」といったリプライが寄せられています。
ブロッコリーと向き合う中で…
投稿したのは、石川県白山市の「安井ファーム」さん。栽培面積ベースで石川県産ブロッコリーの約3割を1社単独で担っているといい、ブロッコリー作りに力を注いでいます。
調理時の注意点を聞くと、「ヤケド」と「包丁の扱い」とのこと。加えて、ブロッコリーに関連した豆知識を教えてくれました。
「ブロッコリーの最適保管温度は、0度となっています。一般家庭用の冷蔵庫では野菜室に入れられがちですが、それでは温度が高いです。チルドルーム(無い場合は冷蔵室)で保管していただければ、日持ちさせることができます」

安井ファームさんは、美味しい食べ方を指南したい、と日々ブロッコリーと向き合っています。
外側の部分はピーラーや包丁で削ぎ落すのが一般的な調理法ですが、簡単な皮の剥き方を偶然発見したのです。
そこで、「これを共有することで皆さまの日々のブロッコリーライフを充実させられるのでは」とツイートし、今回の大反響に至りました。
ほかには「ナイスブロッコリーの選び方」のツイートが、12月16日から注目を集めています。
「ブロッコリーはツボミがキュッと締まったものを選ぶべし」 …と、言われてもよくわからないと思いますので各種取り揃えてみました!④がナイスブロッコリーです。
Twitterで大きく話題になり、「消費者あっての生産者であるように、拡散していただく方がいらっしゃってこその反響です。なので、ただただ皆さまには感謝あるのみでございます。これを機に多くの方にブロッコリーの魅力を知っていただければ、なお幸いに思います」と感謝しています。
そして、農家の現状について、このようにコメントしています。
「今年は天候に恵まれたことと、新型コロナウイルス感染拡大の影響から飲食店での需要が伸び悩み、多くの野菜が供給過多となっています。
野菜の価格が下落する反面、生産現場では農産物の廃棄問題が叫ばれております。消費者の皆さまにおかれましては野菜が安いこの機会にたくさん召し上がっていただければと幸いに思います」