「可愛い!」「購入したい」不恰好なトマトが思わぬ人気を呼んだワケ

    新潟県の農家『曽我ファーム』さんがTwitterにアップした「不思議な形」のトマト。販売するまでには、実は感動のエピソードが…。

    「Twitterの優しい世界…」。そんな言葉とともに、投稿された写真があります。

    それは不思議な形をしたトマトたち。

    曽我ファーム トマト専門 / Via Twitter: @pasmal0220

    うさぎの耳のように見える!

    曽我ファーム トマト専門 / Via Twitter: @pasmal0220

    ツイートは9万いいねを集め、魅力的なフォルムには「可愛い!」「購入したい」といった声が寄せられます。

    実はこのトマト、「形が悪い」ということで、これまで売り出すことは難しかったのです。

    しかし、Twitterをきっかけに起きた出来事が、それを変えたといいます。

    『曽我ファーム』(@pasmal0220)さんが、投稿に込めた思いを聞きました。

    曽我ファームさんは、トマトとトマトジュース専門の直売所を、新潟で営む農家です。

    美味しいトマトを育てるためにはどうしても栽培環境を厳しくする必要があり、写真のような形が生まれるのだと説明します。

    しかし、 市場へ出荷するには非常に細かい規格があり、こうしたものは「規格外」になってしまいます。そのままでの販売が難しいため、主に加工品にしていました。

    曽我ファーム トマト専門 / Via Twitter: @pasmal0220

    Twitterへ投稿した写真をきっかけに…

    ある時、規格外トマトをTwitterで紹介してみると、それを見て直売所まで訪れた人がいました。

    「言い値でいいので、ぜひ買いたい」という言葉をもらい、規格外トマトを一玉100円で販売することができたのだといいます。

    これ以降、不思議な形をしたトマトを直売所で売るようになりました。

    「以来、規格外トマトはボーナスです」。曽我ファームさんは、こう振り返ります。

    トマトの形を見て楽しんでもらいたい、そして「当農園では味にこだわるため、どうしてもこういうものがたくさん出てしまうことを知っていただきたい」。そんな思いが、ツイートには込められていました。

    Twitterの反響の多さには驚きつつも、あたたかな反応に「嬉しい」と話す曽我ファームさん。

    「規格外というものの価値を許容し大いに楽しんでくれていることに私も笑顔になっています」

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