貧困や災害などで困窮する家庭に、クリスマスプレゼントとして本を届ける――。そんなプロジェクトが、今年も進められている。


対象となる書店は36都道府県307店舗だが、近くにない場合はオンライン書店ホンヤクラブからも参加できる。
クラウドファンディングでは、本の購入費や活動にかかる費用を支援できるコースもある。
寄付された本はボランティアが全国各地に届けた後、サンタクロースによって子どもたちにプレゼントされる。
プロジェクトの実施期間は、12月24日(木)まで。

コロナ禍で困窮する子どもたちに、たくさんの本を
チャリティーサンタは2008年から、申し込みがあった子育て家庭にプレゼントや思い出を届ける「サンタ活動」を行ってきた。
このうち「ブックサンタ」プロジェクトは2017年から始まり、届けた家庭からは大きな反響があるという。
新型コロナの影響もあり、最近は収入が減少した困窮家庭などからプレゼントの応募が多く集まっている。今年度は8000冊を子どもたちにプレゼントすることを目標に掲げている。