台湾からきた女性の体験談に共感集まる。 焼き芋のトラックをちょっと怖く感じたあの頃。
日本ではおなじみの焼き芋を売るトラックの呼び込み、外国人からすると怪しく見えるようで……?
冬の風物詩のアレ、外国から来た人には不気味に映っているかも……?
Twitterに「台湾にはないので新鮮な体験でした」と5枚の漫画を投稿した、台湾人の女性がいます。
ストーリーは、日本の冬におなじみの、あのトラックの存在を知らなかった頃の実体験を綴ったもの。
漫画は1万5千回以上リツイートされ、4万5千を超える「いいね」が集まっています。
リプライ欄では「確かに言葉がわからないと念仏に聞こえて怖いかも」「外国の人から見たらそんなに怪しいんや…」と驚く声が寄せられています。
物語は、来日して1カ月ほど経ったところから始まりますーー。
日本に来てからしばらく経ったころ……。

おじさんの声が念仏を唱えているような、そんな雰囲気。

どこか宗教っぽい空気感に、警戒して過ごしていた。

時は過ぎて、またトラックを発見。

怪しんでいたトラックの正体は……?

BuzzFeedは台湾出身のイラストレーターであるKyo Kaiさんに話を聞きました。
ある日、日本人の友人と焼き芋のトラックについて話していました。そのとき、その友人が自身の体験を驚きつつも、共感してくれたので、漫画を描こうと決めたそうです。
ツイートしたのは、「SNSで他の日本人の反応も見てみたかった」との思いからでした。
食べ物を売るトラックは、台湾にもあるのか尋ねてみました。すると、「そうだったんだ〜」と思わずにはいられない業種もあって……。
「パフパフという音のラッパを鳴らす、アイスの移動販売車はよくいます。これ以外は修理屋さんとティッシュ売りのトラックもあります。焼き芋のトラックのように歌っている感じではなく、文を読みあげている感じです」
焼き芋を販売するトラックとすぐに気づけず、後悔もあったようです。
「言葉がわからなかったことで、メロディーをなんとなく怖く感じていました。当時、少しでもトラックに近づいていれば、匂いでわかるかもしれなかった。なのでやっぱり、焼き芋のトラックだと知った時は、ショックでした(笑)」
漫画への大きな反響を受け、「とても嬉しい」と喜びます。
「異文化間でのシンプルな観察がこんなに響くとは思っていませんでした。これからも今回のようなテーマで、漫画を描こうと思ってます!」