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犬も人間も幸せでいるために。飼い主からの「お願い」に共感の声、その背景が納得せざるを得なかった。

ワンちゃんが可愛いからといって、飼い主への断りなしに勝手に触るのは、危険なケースも。声掛け必須です。

他の人の犬と接するときのマナー、あなたには備わっていますか? あるツイートが注目されています。

イルドさん(@kaoriirud)がTwitterに、犬に対する人間のコミュニケーションについて投稿したところ、1千回を超える「いいね」が集まりました。

リプライ欄には「めちゃめちゃわかります!」「強く同感です」など、ペットと暮らす人から共感の声が寄せられています。

投稿されたツイートには、このように綴られていました。

【お願い】
声をかけていただくのはとても嬉しいんですが、突然後ろから触られたり大きな声を出されると犬たちもとてもビックリして予期せぬ行動をします😌

飼い主が油断していると引きずられるくらいチカラが強い元々ソリ引きの犬ですので、非力な(?)飼い主のためにも一声ください😌😌

BuzzFeedはイルドさんに話を聞きました。

イルドさんのTwitterより / Via Twitter: @kaoriirud

イルドさんは、ルドルフくん、イリーナちゃんという2匹のシベリアンハスキーと暮らしています。2匹の性格について、このように説明します。

「(ルドルフくんは)とても優しく甘えん坊のママっ子です。広いドッグランでもママ(飼い主)の足元からなかなか離れません」

「また、(イリーナちゃんは)いたずら大好きなビビりな子で、人間の男性が苦手です。怒ったりするところを見たことがないくらい他の子にとても友好的で優しい子です」

今回の投稿の発端は、見知らぬひとりのおじさんでした。

名前を呼ぶと嬉しそうに駆け寄ってくる2人がとても愛おしい。溢れることなく抱きしめたい。 「身体小さいね」とほんっとによく言われるイリーナだけど、小さくてもパワフルさは人一倍だし元気ならいいのです🤟

イルドさんのTwitterより / Via Twitter: @kaoriirud

ある日のこと。ひとりのおじさんがハスキーたちに近づいてきたのです。

「急におじさんが後ろから触ってきました。そのときにイリーナがびっくりしてリードを引っ張り、飼い主はよろけて転びかけました」

今までにも、急に見知らぬ人が愛犬たちを触りにきて、困ったことがあったそう。

「その時は飼い主が先にその人の存在に気付いていたので、リードを持つ手に力を入れる事が出来ました」

ツイートで書かれている「予期せぬ行動」とは、どんなことを指すのでしょうか。

どうしてそうくっ付きたがるのか

イルドさんのTwitterより / Via Twitter: @kaoriirud

いままでの経験を含め、語ります。

「後ろに引かれると首輪が抜けます。(犬たちが見知らぬ人から)逃げようと急に引っ張られると、今回のようによろけたり転んだり、場合によっては、手からリードが離れたりと『最悪の事態』が起きます」

大型犬を触るときだけでなく、たとえ体躯が小さな犬種に接触するときであっても、無断で触ってしまうと、誰もが予想していなかったケースに見舞われることすらあります。

だからこそ、まずは飼い主さんに声をかけてほしいといいます。

「ハスキーに限らず小型犬だとしても、犬の急な行動に油断していると、今回のようなこと以上の事態が起きかねます。必ずしも、わんこがみんな友好的ではありませんので、必ず飼い主さんに一声かけましょう」

イルドさんのTwitterより / Via Twitter: @kaoriirud

犬を触りたい人も、飼い主さんも、ワンちゃんも……。

みんなが幸せでいるために、「ひとこと」の声掛けを忘れずにいたいですね。