わかってはいたけれど...。看取る側になる寂しさを描いた4コマ漫画に共感あつまる

「自分の寿命をあげたい」と思ったことは初めてでした。

本音は……ペットに寿命を分けられるなら分けたいよ。

Twitterに「寿命 あげる 検索」と投稿された4コマ漫画があります。

投稿者は、パピヨンという犬種のワンちゃんと暮らす、あねまんたさん。

ツイートは9千回以上リツイートされ、8万を超える「いいね」を集めています。

リプライ欄では、「4コマ目を見て、声あげて泣いちゃった」「わかる…寿命半分こしたい」など、同じように動物を飼った経験のある人から共感の声が寄せられています。

あねまんたさんのTwitterより / Via Twitter: @anemanta0120

BuzzFeedは投稿者のあねまんたさんに話を聞きました。

あねまんたさんのTwitterより / Via Twitter: @anemanta0120

あねまんたさんはもともと、小型犬の寿命が15歳ほどなのは知っていたそうですが、改めてネットで検索をかけました。

その理由を「一番長く飼い主と一緒にいられたパピヨンは、何歳だったのか気になったから」だと説明します。

「その結果、21歳が最高齢とのことで、わかってはいましたが、私が看取る側になることがよく身に沁みて、なんとも言えない気持ちになりました。人の痛みを『代わってあげたい』と思うことがいままでなかった人生で、『自分の寿命をあげたい』と思ったことは初めてでした」

この初めての感情を形に残そうと思い、漫画にしてTwitterに掲載したのです。

こばんちゃんの普段の様子を尋ねると、このように教えてくれました。

「膝の上にいるのも、くっついているのも好きみたいです。同じ部屋にいても抱っこをせがんできます。他の部屋の物音に敏感なビビりのようで、ビビると吠えてしまいますね」

投稿は、犬だけでなく、さまざまな種類のペットと暮らしている飼い主さんや、すでに愛犬や愛猫を亡くしている人を同じ気持ちにさせたようです。

「犬に限らず、ペットを飼っている方々から、『わかる』『あるある』とコメントをいただいて、あの感情を他の方も感じたんだなと思いました」

「すでにペットが亡くなられている方からは『存分にかわいがってください』というものもあり、より、こばんとの時間を大切にしようと思います」