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「愛猫のにおいはご馳走」だと一発でわかる漫画に「これしたい」と反響

存在だけでなく、においまで癒やしとは……。

愛猫のにおいが「ごちそう」すぎて、ついついやってしまう習慣があるんです……。

エッセイ漫画家の類さん(@ruuiruiruirui)がTwitterに猫ちゃんとの日常を描いた漫画を投稿したところ、3千回以上リツイートされ、2万1千回を超える「いいね」が集まりました。

その内容は「猫吸い」というもの。猫ちゃんの体に顔や鼻をつけて、香りを深く吸い込むことです。

投稿には「ものすごく、わかる!」「これしたいので猫飼いたい」「猫は嗜好品」など、同じように猫を飼っている人や一緒に暮らしてみたい人からの、共感や猫吸いへの憧れの声が寄せられています。

猫ちゃんが眠っているときは……?

肉球をなめた後には……?

あくびをしたときにも……?

そして、体の上を後進してきたときにも!

BuzzFeedはさんに話を聞きました。

猫がこんなにいい匂いだなんて知らなかった

類さんのTwitterより / Via Twitter: @ruuiruiruirui

やちちゃんとちよちゃん(通称:やっちゃん、ちーちゃん)という2匹の茶トラの猫ちゃんを飼っている類さん。

Twitterを覗いてみると、2匹に関するエッセイ漫画をたくさん発表していることがわかります。

「私が今まで残してきたマンガは、絵日記感覚で描いたものばかりです。『こういうのって私だけかな?』と思っていることでもSNSで発信すると共感をいただけることがあります。『猫のあくびやおしりを嗅ぐのが私だけではないと思いたい…!』という願いもあって描いてみました」

類さんが猫吸いをするようになったのは、やちちゃんを保護した数カ月後のことでした(画像の漫画参照)。

「この頃は生後4カ月ほどの子猫だったのと、日向ぼっこ直後だったということもあって、甘くてあたたかい匂いがしたのを覚えています」

……なんだか嗅いでみたい気持ちが強くなってきたような。猫ちゃんって想像以上に癒やしのにおいがするのかもしれません。

においを吸い込む中で、特に気に入っているパーツがあるのだと教えてくれました。

おはようシュガーマフィンたち 天気が良くてクリームパンもホクホクだね

類さんのTwitterより / Via Twitter: @ruuiruiruirui

「お気に入りの部位は口元です。外側を覆う毛は毛布のような匂いがして、口を開くとあたたかい吐息がモファッと漂うんですよ」

「それは甘いような生臭いような、お世辞にも良い匂いではないのですが『生きてる』ことを五感で感じられる、素敵なチャームポイントだと思っています」

漫画からも、コメントからも香りの尊さが伝わってきます。いつも類さんがにおいを嗅ぐ時、猫ちゃんはどのような態度をしているのかというと。

「大体は『何してんの』という冷めた顔をされてしまいます。でも、機嫌が良い時は嗅いでる私の顔を舐めてくれます。ギブ&テイクでなくギブ&ギブ。優しくて、涙が出ちゃいます」

「『おしりまでは嗅げない!』という声がほとんどかと思っていましたが……」と大きな反響に驚いています。

「意外にも共感してくださった方が多くいらっしゃって、とても嬉しいです」