いろいろな事が待ち受けていたけど「私は今幸せです」。9歳の私から届いた夢。
おいでよどうぶつの森がタイムカプセルになった話。
久しぶりに実家に帰ってみたら、忘れていた記憶に不意を突かれたーー。
「約15年ぶりにおいでよどうぶつの森を開いてみたら」と添えられ、画像と共にTwitterに投稿された写真が話題になりました。
おいでよどうぶつの森といえば、2005年11月にニンテンドーDSが発売したソフト。
長い月日を経て、どんなことがあったのでしょうか。
「みらいの はるかさんへ」

《えの、しごとの、ついていますか?
そうだといいな。そうだといいな。
まあ。ほかのでもいいけどね。。。
いまのじぶんでがんばって☆
はるかより》
なんと過去から未来の自分へお手紙が届いていたのです。
Twitterでは25万以上のいいね(6月8日現在)が集まり、「朝から泣いてしまいました。夢は叶うのですね」「dsがタイムカプセルになるなんて感動的すぎる…」など、メッセージを残していたことを絶賛するリプライが寄せられています。
反響を見て、投稿主の画家 晴夏さんはリプライで以下のようにコメントしています。
最近絵のお仕事で大きく飛躍する様な出来事があった+すごく久しぶりに実家に帰ったタイミングで発見したので感動が倍増しました。
《最近絵のお仕事で大きく飛躍する様な出来事があった+すごく久しぶりに実家に帰ったタイミングで発見したので感動が倍増しました》
BuzzFeedは画家 晴夏さんにお話を聞きました。
実家でDS版のどうぶつの森を開いたきっかけを聞いてみると……?

「最近『あつまれどうぶつの森』を購入してプレイしています。そこで、ふと子供の頃遊んでいた『おいでよどうぶつの森』の事を思い出し、ソフトがどう変化したのか気になりました」
SNSでも多くの人が関心を寄せている2020年3月発売のSwitch版「あつまれどうぶつの森」。たしかに変遷は気になるところです。
Twitterで15年前に送った手紙と綴られていたことに関して、覚えていたか尋ねてみると。
「手紙を書いたことは全く覚えていませんでした。手紙をひらいた時、私らしいなと思うと同時に、最近『画家として絶対に成功しなきゃ』と気を張っていたので肩に力が抜けて今まで以上に私らしい作品を作り出していける気がしてきました」
DSでどうぶつの森をプレイしていたのは9歳の頃。当時からなりたかった画家の夢を叶えることができました。

4歳から絵画を習い、物心がついた頃には画家を志していたという晴夏さん。
過去の自分に対して、「いろいろあったけど、無事画家になったよ」とつぶやいていました。
今まで「書き切れないほどいろんなことがあった」と語ります。
高校生になっても専門学生になってクラスメイトが就活を始めても「画家になる」と言って夢を追いかけ続けたといいます。
終わりに15年前の自分に伝えたいことを聞くとこのように明かしてくれました。

「今現在私が1番やりたい事を選んだ結果、画家になりました。貴女の人生にはこれからいろいろなことが待ち受けているけれど、自分の信念を貫いてください。私は今幸せです」