息子さんのトイレトレーニング中に、お母さんから掛けられた言葉が注目されています。
ちひろさん(@chitti_design)がTwitterに、6枚の漫画を投稿したところ、5千回を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄では「いくつになっても母は偉大ですよね」「読んでいて泣いてしまいました」「こんなお母さんに私もなりたいな」など、温かいコメントが寄せられました。
ストーリーは、久しぶりにお母さんと再会するところから始まります。






コロナ禍の影響で、お母さんと久しぶりに再会したというイラストレーター兼主婦のちひろさん。
息子・ちびたろくんは、おむつからパンツに移行できるように、現在トイレトレーニングに真っ最中です。
お母さんにトレーニングの様子を見せたそばから、遊ぶことに集中していたちびたろくんがおもらしをしました。
この日は結局、1日の間に何度もおもらしを繰り返しました。
でも、お母さんからは「毎日がんばっとるね。えらいね!!」との言葉が。
とっさの励ましに「普通よ〜」「いつものことやし」と返答しました。
お母さんが帰宅したあと、パートナーとの会話中に、ふとお母さんからの一言を思い出し、涙が溢れてきたのです。
なぜかというと、子どものお世話をするのは当たり前で、なんの言葉もかけられるものではないと思っていたからだそう。
ーーしんどくても、もっと頑張らないと。もっとちゃんとしないと……。
そう思っていたなか、お母さんから掛けられた一言に胸がギュっーとなったんだとか。
BuzzFeedはちひろさんに話を聞きました。
バグる息子
作中に描かれているように、ちひろさんのお母さんは、子どもの頃からあらゆる面で尊敬できる人だったのだそう。
「私も将来、母のような『お母さん』になりたいなとずっと思っていました」
お母さんと再会した日のことを漫画にした背景には、記憶に残したい、という思いがあったのだといいます。
「この日、すごく嬉しかった気持ちを忘れたくないなと思い、漫画にしました」
乳幼児あるある(尊)
お母さんから伝えられた一言には、今まで気付けなかった、大きな学びがあったといい、こう話します。
「母親という立場上、子どものお世話は自ら望んでやっていることとはいえ、毎日の頑張りを褒められることは、自分の存在を認められたような気がしました。日々の努力が報われたような気持ちになりました」
「同時に30年前に同じように育ててくれた母に、感謝の気持ちでいっぱいになりました」
ちひろさんは、漫画を通して「子育てに奮闘する全ての両親に幸あれ」とエールを送っています。