Updated on 2020年3月2日. Posted on 2020年2月26日

    メイクは自信を身にまとう道具。脱毛、スキンケア、メンズメイクを極めた男性の3年間。

    ヒゲ脱毛やメイクを始める前は自分に自信を持てなかったという男性。メンズメイクでコンプレックスをカバーできたことが、大きな変化につながりました。

    「誰に褒められても自信を持てなかった僕ですが……」

    3年前からヒゲ脱毛、スキンケア。1年前からメイクを始め、メンズメイクを通して性別に縛られない生き方をSNSで発信している男性がいます。

    「コンプレックスをカバーすることで、より良い自分を作れるので自信が持てるようになりました」

    そう語る彼は、何がきっかけでメイクを始めるようになったのでしょうか。

    こちらが3年前、メイクを始める前の写真です。

    けんわた@鎌倉暮らしさんのツイートより / Via Twitter: @kentaro_w1230

    そして現在。ヒゲがなくなり、風貌は大きく変わりました。

    けんわた@鎌倉暮らしさんのツイートより / Via Twitter: @kentaro_w1230

    Twitterでは新作コスメの様子や……

    昨日発売されたエチュードハウスとハーシーズのコラボコスメ、衝動買いしてしまった...。 シャドウパレットの見た目が完全にチョコ。 ベージュカラーでナチュラルにアイメイクができるしリップはチョコの甘い香りが楽しい。 リップティントってこんなに発色するんですね...笑 #エチュードハウス

    けんわた@鎌倉暮らしさんのツイートより / Via Twitter: @kentaro_w1230

    メイクへの姿勢を示しています。

    今日も赤のアイシャドウ。 メイクを始めたての頃は「好きだけど怖いから周りにバレたくない」と薄くメイクしてビクビクしながら人と会ってました。 今は真逆で「バレてもいいから好きなメイクしたい」という気持ちでいろんなメイクをしています。 誰に笑われてもバカにされても、好きな色を纏う。

    BuzzFeed Newsはカメラマン兼ライターである、けんわた@鎌倉暮らしさん取材しました。

    けんわた@鎌倉暮らしさんのツイートより / Via Twitter: @kentaro_w1230

    すべての始まりは、濃いめのヒゲに困っていたとき、メンズ専門のサロンで「お試し脱毛」をしたことだといいます。

    本格的に脱毛を始めてから、「効果を高めるには保湿が大事」という話をセラピストの方に聞き、同時にスキンケアもスタートしました。

    では、なぜメイクも始めたのでしょうか……?けんわたさんはこう語ります。

    「1年前、肌の赤みがしばらく治らず悩んでいた時に妻にスポーツファンデーションを塗ってもらいました。その時に赤みをカバーできたことに感動したことがきっかけです」

    そんな些細な出来事をきっかけに、「化粧=女性がするもの」という価値観は「化粧=コンプレックスをカバーできるもの」に変わり、男性がやってもいいのではないか?と思うようになったといいます。

    3年前と現在の心境を比較すると…?

    けんわた@鎌倉暮らしさんのツイートより / Via Twitter: @kentaro_w1230

    以前は自分の顔に引け目を感じては、落ち込んでいたというけんわたさん。

    「コンプレックスをカバーできるようになったことで、鏡を見るのが楽しくなりました」

    メンズメイクの魅力をこのように話します。

    「やっぱりすっぴんだと気になる肌荒れやニキビなどがカバーできることです。自分に自信が持てるようになります」

    さらに、メイクをしていることを公言してから、周囲からこんな反応が。

    「性別問わず『似合ってるね!』『可愛い』と言ってもらえることが増えました。また、若く見られるのか、年下に見られることも、とても増えましたね」

    「メイクやスキンケアについて男性から『教えてほしい』と言ってもらえることがあります。自分がきっかけでメイクを始める人が増えることを光栄に思います」

    一方、メイクをしている中で、こんな困りごとも。

    「ダントツで男性向けのパウダールームがないことです。女性の場合お手洗いに併設されている場所もあると聞きます。とても羨ましいです」

    メンズメイクに興味を持っている人、これから始めたい人に。

    けんわた@鎌倉暮らしさんのツイートより / Via Twitter: @kentaro_w1230

    メイクを始めるにしても、何から買い揃えたらいい……?このようなアドバイスを送ります。

    「いきなりアイシャドウなどはハードルが高いと思うので、まずはファンデーションだったり、BBクリームなど、肌をカバーできるコスメをお勧めします」

    「今ではメンズ向けのファンデーションも数多く発売されているので比較的買いやすいです」

    大手化粧品会社がラインを立ち上げたり、男性YouTuberがそのテクニックを発信したり、以前に比べて認知が進んできているメンズメイク。

    挑戦してみたい、でも抵抗が……という人に、けんわたさんはこうエールを送ります。

    「それほど人は他人に興味がなかったり、自分のメイクに気づかなかったりします。男女問わず、メイクはより良い自分を作るための道具であると思えれば、コンプレックスをカバーするための手段として選択肢に入れてもいいのではないでしょうか」

    Contact Reona Hisamatsu at reona.hisamatsu@buzzfeed.com.

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