写真撮るためだけに注文するのはやめて。インスタ映えは「完食」して初めて成立する。

    「いただきます」と「ごちそうさま」が言えたら完璧。

    その食事を作るために何人が関わっているのか考えたら、捨てていいわけがない。

    11月26日現在、Twitterで7万以上の「いいね」を集めている2枚の画像があります。

    大盛りカツ丼の「食事前」と「食事後」の写真を並べることで、インスタ映えのあり方に一石を投じる内容です。

    「インスタ映えってのは両方あげて初めて映える!」と添えられたツイートに「ご姿勢、立派です」「こういう風潮が流行るといいですね…」など、完食の心意気を称賛するリプライが寄せられています。

    この丼にはご飯3合分のカツ丼と唐揚げがトッピングされています。そして……

    完食です。清々しいぐらい、きれいに平らげられています。

    BuzzFeedはこの画像を投稿したムラサキ@ナンさんに話を聞きました。

    ムラサキ@ナンさんのTwitterより / Via Twitter: @makibishi_com
    ムラサキ@ナンさんのTwitterより / Via Twitter: @makibishi_com
    ムラサキ@ナンさんのTwitterより / Via Twitter: @makibishi_com

    普段から「出された物は全部食べる」を信条に、食事は完食しているというムラサキさん。投稿した理由を尋ねると、このように説明しました。

    「お店で注文した料理をほぼ食べずに帰った人がいて、やるせない気持ちで料理を廃棄したという方を目にしたからです」

    インスタ映えのために食事を注文し、無慈悲に捨てる人たちに対して、こんな風にメッセージを送りました。

    「食べられない物は注文せずに、食べられる物を自分の許容量を考えて注文してほしいです。またその一つの品を作るのにどれだけの人が関わっているかなどについても考えて、食に感謝して食べてもらえるよう願ってます」