再現度高すぎ……!Twitter民騒然。「いのちの輝き」を世界最速でパンにした男性、現る。
大阪・関西万博のロゴである「いのちの輝き」をパンにしてみたら……?
2025年に開催される、大阪・関西万博。そこで話題になっているものが「いのちの輝き」ロゴです。

(「TEAM INARI(チームイナリ)」代表のシマダタモツさん=8月25日)
2025年日本国際博覧会のロゴマークの最優秀作品が、大阪のデザイナー集団である、チームイナリの作品に決定しました。
すでにTwitterには、多くの人から関連するコンテンツが投稿されていて、擬人化させたイラストの投稿や、自作のステッカー、カクテルなど、「いのちの輝き」に多くの人が関心を寄せていることがわかります。
「いのちの輝き…?って思ったら大阪万博のロゴマークなのか!」「幻のポケモンって言われても納得する」などデザインに言及する声も上がっています。
そんな中、「世界最速でパンにしました」という男性が現れました。
いったいどんなパンなのかというと。
BuzzFeedは制作者でパン職人の松永健太さんに話を聞きました。どうして作ったのか尋ねると。

「Twitterのトレンドの一番上にのぼっていたニュース記事と、それに対するTwitter上の反応を見て、『これならパンで再現出来るな』と思いました」
「そこで、本日仕事をしながら余ったパン生地で作りました。作業の傍らだったので実際に手をつけてから焼き上がるまでは1時間くらいです」
パンをどのように作っていったのでしょうか。聞いてみると、日々生地に触れ合っているからこその答えが。
「先に色のついている土台部分を焼いてから、目玉の部分を後からくっつけて焼き色に差をつけています。黒目の部分はチョコペンです。形をなるべく正確に作りたかったので中には何も入れていません」
焼く時に膨らむことを想定して作るとはいえ、出来上がりの形状を計算することは難しいんだとか。でも「上手くいって良かった」といいます。
写真で「いのちの輝き」と一緒に写っているタコのパン。どうして同じ写真に並べたのかについては「生命的な親和性があると思って並べてみました」
「当店のレギュラーメニューで地元のお客様にも人気です。『たこはち』というキャラのLINEスタンプにもなっています」
パン職人であり、ベーシストでもある彼。過去には原寸大のベースパンを作ったことも。
今年もやって来ました #ベースの日 !! 日本で唯一のパン職人ベーシストが焼く原寸大ベースパンです🍞 今年はジャズベですが、去年のプレベはプロフのヘッダーで見れます🙌 今年は細部のブラッシュアップ、ネックとヘッドの一体化にに成功!🏃♂️ 塗装はエッグフィニッシュのパンバーストです🙇♂️
11月11日はベースの日なのだといいます。
「写真撮るのに並べてますが非売品です」とコメントしているこちらのパン。販売目的で作ったわけではないといいます。
250件以上のリプライが集まった投稿にどんな感想を持ったのでしょうか。
「反響があるのはそれだけこのロゴに対する世間の関心が大きいのだと捉えています」
最後にロゴへの感想や万博への思いを明かしてくれました。
「候補となった他のロゴも知りましたが、決定したロゴは世間に摩擦を生むような、無難に行かない感じにとても好感が持てました。僕も音楽活動やものづくりをする身としてこの決定にはシンパシーを感じます」
松永さんが営むBoulangerie BASSE(ブーランジェーリー バース)はこちら。