人生に疲れたら夢のような生活をこの国で。ジョージアが最高だった。
夢のような暮らしが叶う国があります。その名もジョージア。現地に住む男性が魅力を教えてくれました。
人生疲れてきたな…仕事を辞めるにもその先どうしようか……。
お金も夢もない…そんな人にとっておきの国があります。
その名はジョージア(旧国名:グルジア)。

北はロシアで南はトルコ、東はアゼルバイジャンで西は黒海というロケーションです。
対外的には「ジョージア」という国名ですが、現地の言語では「サカルトヴェロ」です。
そんなジョージアに日本から移り住んだ人がいます。

名前はKOHさん(26)。元々は世界中の路上でヘアカットをしていて、その後、タイ移住。その際に「ジョージアのご飯が美味しい」と話を聞いて移住してきたのだと語ります。
現在は遠隔で記事を執筆する仕事をしている彼にジョージアの魅力を聞いてみました。
1. 外国人でもビザなしで1年以内の滞在が可能。

「とりあえず転職まで3ヶ月住むとか、人生に疲れたから6ヶ月住むとか、日本社会にちょっとしんどくなった人々が休憩しにこれる場所かと思います」
2. 物価が安い。

「地下鉄乗車賃は20円、ワインはボトル200円、ビールは3リットルで200円ほどです」
3. 四季があり、温泉もある。

「年間の気温も東京と大差なく、四季があります。街中には硫黄温泉もあるので、お風呂文化の日本人にとって親和性があると思います」
4. 自然豊かで水道水も飲用可能。

「自然がとても豊かで、首都から車2〜3時間でも離れると雄大な自然が広がります」
しかも、世界では珍しく水道水がそのまま飲める国なのだと話します。
5. 古代から続くワイン造りの伝統。

クヴェヴリという都市でのワイン造りが、2013年にユネスコの「無形文化遺産」に登録されました。
甕造りのワインは国民のアイデンティティでもあり、コミニュケーションの道具としても欠かせないものとなっているといいます。
「宴では30歳以上のジョージア人の酒の誘いは断ってはいけない風潮にあるので『メディカルプロブレムがある』と言わないと帰してくれません。
6. 治安も日本と同じくらい良い。

「国境付近は周辺国と揉めたりしていますが、僕が住む首都トビリシは治安がよく、在住者の間では日本よりいいと言われるほどです。扉を開けっ放しにしていることもよくあります。民間の銃所持は申請すれば可能ですが、銃関連事件の発生頻度は、日本と同じくらい低いようです」
7. 朽ちたロシア車が街中にある。

「廃墟を身近に感じることができ、もはや全てがアートだなと」
8. 家賃が安い。
あんまり働きたくないひとに教えてあげたいのですが、 ぼくが東欧のジョージアで住んでいる家は 家具付きネット光熱費込みで3万円。 2人用にひとりで住んでこの家賃です。 “その場にいなくていい仕事“で月5万円を稼ぐことが出来たら ヨーロッパに住めるし、肩の力を抜いて働くことができます😊
「肩の力を抜いて住むことができます」
9. 猫が可愛い。

可愛い。
10. ジョージア飯がおいしい。

トルコやロシアなど様々な国と交流があったことから、ジョージア料理は食材も技法も、東西南北のさまざまな料理のいいとこ取りといえるほど幅広く、日本人の口にも合うのです。
でも困っていることも1つだけあって…

「割と海外どこでもそうですが、災害でもないのにたまに地域が断水したりするのが難点です」