ふ、冬なのに……で、でた〜〜〜〜!!!!! ゴキブリ〜〜〜〜!!!!! えっ……えっ…えっ…………どうしよう………………(脳内パニック)
京都府在住の大学3年生が自身の経験から制作し、Twitterに投稿したある2枚の画像があります。
「家でゴキブリが出たのがショックすぎるので宝くじ売り場風に明るく演出している」とアップされると、約2万のリツイートと8万5千以上の「いいね」が集まっています(1月6日現在)。
リプライには「全力斜め上センスwww」「何この人…天才やん」など、ユーザーたちがその発想に拍手喝采。気になるその作品とは……?
「当冷蔵庫下から年末にジャンボな1匹3cm出ました!」。なんだか嬉しくなりそうですが、よくよく考えるとゴキブリなんですよね...。

BuzzFeedは作者のsora.Fさんに話を聞きました。

これまでバズった作品は、今回のものだけではありません。
#2020年自分が選ぶ今年の4枚 インターネット制作物
どんな点が支持されていると思うか尋ねると、soraさんは「ビジュアルの面白さ、制作物の無意味さには毎回こだわってはいます」といい、「一番は文脈における異質さや飛躍ではないでしょうか」と話してくれました。
「当選者が『出ました』とゴキブリが『出ました』。ファンサうちわでの『アピール』と面接における『アピール』。虫酸が『走る』とラジコンが『走る』」
「両者は1つの単語を媒介にして繋がってはいますが、他の要素があまりにも異質なため、各々の文脈で反発し合います。この反発のエネルギーから生まれる飛躍が関心を引きつけているのではないかと考えています」
「また、リプライや引用リツイートなど他者のコメントをもコンテンツの内部に取り込みながらツイートが拡散されていくのが、Twitter特有の文化であると私は考えています。制作物に飛躍があるからこそ、他のTwitterユーザーの秀逸なツッコミを呼び込みながら、面白おかしく拡散されていくのだと思います」