猫ちゃんに障子をいたずらされてしまったけれども……? カラフルで斬新な写真が「参考にしたい」と話題になっています。
Econecoさん(@ECONECOxxx)が、障子紙の代わりに、布の生地を使ったふすまをTwitterに投稿したところ、3万3千回以上リツイートされ、17万5千を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄には「このまま長く保てますように」「発想に天才的なセンスを感じます」「配色がハイセンス!!」と反響が寄せられています。
その様子とは……?
なんてファンシーで心躍る障子なのでしょう!!
もともと木枠に、白い障子紙が貼ってあったとは思えないほど、異次元の可愛さです。
ツイートには、障子紙を布で代用した経緯が短く添えられていました。
「年末は必死に障子の貼り替え。猫にズタボロにされ続けてきた結果、ぜんぶ布にした仕様がこちらです」
障子を破りまくった猫ちゃんや、布の配色センスなど、2枚の写真から気になることが多すぎたので……。
BuzzFeedは投稿者のEconecoさんに話を聞きました。
障子破りの犯人は、4歳のちくわちゃんです。性格について「温厚だけど求めすぎると攻撃されます」と、教えてくれました。
障子紙の代わりに布を使おうと思い至ったのは、どうしてでしょうか?
「障子は猫がよじ登り、木枠まで折れるほどボロボロにしてしまいます。貼り替えても1カ月経たないうちに、ボロボロになってしまいました。また、貼っている作業の最中も、上に乗って、足で穴を開けられたこともありました」
「そのため、対策としてプラスチック製の紙や、プラダンボールを使って試行錯誤してきました。しかし、全部ダメでした。そこで『もしや布なら……』と思いつきました」
使用した布は、余っていたもの。
普段イラストレーターとして活躍しているEconecoさんは、企業とのコラボ商品を販売したり、アトリエを解放して、個展やワークショップを開いたりしているそう。
一例として、ファッションセンターしまむらでは、サンリオやディズニーのコラボの子ども服なども展開しているといいます。
そんな背景から、障子に貼るための布は、もともとご自宅にあったものを使ったのでした。
「(使用した)生地は、手芸センタードリームさんで、長年販売させてもらっています。たくさんの種類があるので、その中でも光が通るように一番薄手のものを選びました」
グルーガンで貼り付けていった結果…?
布を貼ってみたことで、想定よりも時間や労力がかかったんだとか。
「貼り替え作業は、布を切ることも含め、障子1枚を仕上げるのに6時間かかりました。やり始めてすぐに大変さに気づき、後悔しましたが、時すでに遅しだったため、やりきりました」
「柄の並びは全体的にバランスを見ながら、でも全く計画性はなく、貼っていきました」
布はグルーガンを使用して貼り付け、ピンと貼りながら接着するのが大変だったそうです。そして、やけどしそうになる瞬間もあったといいます。
貼り替えられた障子を見て、ご家族はどんな反応だったか尋ねました。
「夫の両親とも同居しているのですが、みんなに『派手!』と言われました」
たしかに、本来は白い障子紙を貼っているはずの場所がカラフルな色に彩られていたら……と考えると驚いてしまうかも?
多くの人から寄せられた反響には「今回のようにたくさんの方に見てもらえたのは、本当にびっくりしています」と話しています。