大人の本気、見せちゃいますからね〜〜!
美味しそうなケーキ……。どこのお店で買えるんだろう……?と思ったら、お店で売っているものではなく、粘土で作ったものだった。
そんな驚きの作品がTwitterで話題になっています。
アリア-食べられない洋菓子店-(@AriaClay)さんがTwitterに写真を投稿したところ、7千回以上リツイートされ、4万4千を超える「いいね」が集まりました。
投稿には「めちゃめちゃ食べたい!!」「どうやって作ってるのか想像できないけど、すごすぎる」「粘土遊びの本気を見た」など、あまりの作品の巧妙さに食用だと勘違いした人が続出しました。
一見、ケーキ屋さんのショーケースを切り取ったような写真ですが……?

実はこれ、粘土で作られていて、食べられないのです。

じーーーーっと観察してみても、これ、絶対食べられるよ!って誰しもが思いますよね。リアルすぎて驚きです。

BuzzFeedは粘土作家として活動するLiccaさんに話を聞きました。
【おしらせ】 お久しぶりにminneをオープンいたしました(お知らせ前にスタートダッシュでご注文くださった方々、本当にありがとうございます🙏💕) 受注制作品のご注文締切は2月15日23時となっております 何卒よろしくお願いいたします
彼女はもともとケーキ屋さんで働きながら、独立して自分のお店を開くことを目指していました。
しかし、味覚障害の発症をきっかけに夢を諦めることに。それでも「お菓子が好き」という気持ちは捨てきれませんでした。
「それなら食べられないお菓子を作ろう…と、今の活動を始めるに至ります。2012年より粘土細工を始めて、現在は作家兼講師として活動中です」
SNSや通販サイトにアップしている作品を見てみると、どれも粘土なのか本物なのか、素人目にはわからない仕上がりになっています。どんな素材を使用しているのか尋ねると。
「樹脂粘土や軽量粘土といった、自然乾燥タイプの粘土を使用しています。作るものや箇所によってほしい質感が異なるので、10種類ほどの粘土を使い分けたりブレンドしたりしながら制作しています」
「乾燥や着色を繰り返すため、小さめでシンプルな作品なら1週間~10日ほど、大きめで制作工程の多い作品であれば1~2カ月ほどかけて完成させています」
で、できたっ!食べられないクレープシュゼットが完成しました!
粘土を使った「クレイスイーツ」の最大の魅力は「『美味しそうな瞬間』を切り取って身に着けたり、形のまま残したりできること」なんだとか。
投稿してみて、たくさんの方から寄せられた反響に「とても嬉しいです」と喜んでいます。
「粘土という素材が持つポテンシャルの高さや無限の可能性を、たくさんの方に知っていただけて光栄です」