「食べるのに躊躇する」青すぎて混乱する食べ物たち、そのお味は？

異次元の食べ物のようですが、実はこれ、地球で食べられるんです……。

この世には知らない世界が、まだまだある…。青色の食べ物にこんなに驚かされる日が来るなんて……。

𝕂𝕪𝕠𝕠𝕠𝕔𝕙𝕒𝕟𝕘さん（@kyooochang）さんがTwitterで「こんな活用方法は初めて……」な食べ物を紹介したところ1万8千回以上リツイートされ、6万1千回を超える「いいね」が集まりました。

写真には、青色の食用色素（フードカラー）で染めたさまざまな食べ物が写っていました。

リプライ欄では「これは食べるのに躊躇するw」「知らない世界を覗いた気持ちになってる」など、見慣れない食品に驚く人が続出しています。

「ウィルトンのロイヤルブルーを使うと青色一号じゃ満足できない体になるのでオススメです」とのツイート。

𓃠࿆𝕂𝕪𝕠𝕠𝕠𝕔𝕙𝕒𝕟𝕘✿さんのTwitterより / Via Twitter: @kyooochang

日本の食用色素は粉末状になっているのに対し、ウィルトン社のものはジェルのようになっています。

…………調べてみると、ウィルトン社はアメリカの会社でした。

アメリカンな雰囲気が感じられる食用色素ですね。

なんの変哲もないはずのたこやきだって、ウィルトン社のロイヤルブルーを使えば地球のように。

𓃠࿆𝕂𝕪𝕠𝕠𝕠𝕔𝕙𝕒𝕟𝕘✿さんのTwitterより / Via Twitter: @kyooochang

おでんだって、見たことのない非日常的な食べ物に変身します。

𓃠࿆𝕂𝕪𝕠𝕠𝕠𝕔𝕙𝕒𝕟𝕘✿さんのTwitterより / Via Twitter: @kyooochang

BuzzFeedは投稿者の𝕂𝕪𝕠𝕠𝕠𝕔𝕙𝕒𝕟𝕘さんに話を聞きました。

ブルーレット産むだけさんのInstagramより / Via Instagram: @kyooochang

𝕂𝕪𝕠𝕠𝕠𝕔𝕙𝕒𝕟𝕘さんは、造型や青い料理が好きで、Instagramでは「ブルーレット産むだけ」というアカウント名で活動しています。

これまでも、食用色素を使った数多くの食事をアップしています。

今回投稿した2つの食用色素の違いを尋ねると、こんな答えが。

「スーパーなどで手に入る食用色素の青（青色一号が主な発色源）に比べて、ウィルトン社のロイヤルブルー（海外の製菓用着色料）は食用青色一号の他に食用赤色3号が含まれています。そのおかげで、より深みのある青に発色します」

赤い色素が入ることによって、より鮮明な青（！）になるのですね。

青い食用色素を使うようになったのは、2013年春のお花見の時から。食用色素の青を使って稲荷寿司をつくったんだとか。

「当時は青がイメージカラーのアニメキャラを意識していました。ウィルトン社のロイヤルブルーを友人に教えてもらい使ってみたところ、素晴らしい発色に圧倒され、より青さを追求する方向にシフトしていきました」

「2019年まではオフ会でも（料理を）つくっていました。発色をよくするため調味料を工夫したり、野菜の下ごしらえなどを研究したりしていました」

長い年月を費やして青色の食べ物をつくりだしていても、食べるときには「脳が混乱」するそう。でも……？

ブルーレット産むだけさんのInstagramより / Via Instagram: @kyooochang

「味付けはいたって普通です。一度経験してしまえば普段の食事と変わりませんし、調理中に目が慣れます。上述のように試行錯誤して、美味しく出来上がるととても嬉しいです！」

ちなみに、今回の投稿に対し、「青ってホンマに食欲無くすんやな…」と引用リツイートしたユーザーもいましたが、「青い食べ物はダイエットにならない(個人の感想です)」と経験談をコメント。

「『やってみたい』という反響はとても嬉しい」といい、こんな注意点を教えてくれました。

「ウィルトン社の着色料はジェル状で使いやすく、発色もいいです。ぜひ使ってみて欲しいですね！増粘剤が入っているため、たこ焼きにする時は若干粘つきます。ご注意ください」