back to top

発言する力。子どもが「No」という権利を勝ち取った母親 大人になってからきっと感謝する

学校の理不尽なルールに保護者が反対

ナタリー・リチャードには、6年生になる娘がいる。バレンタインデーに開かれるダンスパーティには、「ダンスに誘われたら断ってはいけない」というルールがあり、ナタリーはこれに異議を唱えた。

ナタリーの子どもは、ユタ州オグデンにあるケーンズヴィル小学校に通っている。この学区には学校がいくつかあり、毎年ダンスパーティを主催している。参加は義務ではなく、6年生にはカードが配られ、一緒に踊りたい相手の名前をカードに書く。「生徒はクラスメイトの中から一緒に踊りたい子を選び、カードに相手の名前を書くように指示されます」ウィーバー学区は、BuzzFeed Newsにプレスリリースで説明した。「半分は女子の希望で、もう半分は男子の希望で決められ、生徒は同じ相手と1度以上は踊れません」と書いてある。「また、カードに自分の名前を書いてとクラスメイトに言われたら、礼儀正しく敬意を表し、その相手と踊ることに同意すべきである、と生徒は先生から言われました。これは性別によらずすべての生徒に対してです」
Fox 13 / Via fox13now.com

ナタリーの子どもは、ユタ州オグデンにあるケーンズヴィル小学校に通っている。

この学区には学校がいくつかあり、毎年ダンスパーティを主催している。参加は義務ではなく、6年生にはカードが配られ、一緒に踊りたい相手の名前をカードに書く。

「生徒はクラスメイトの中から一緒に踊りたい子を選び、カードに相手の名前を書くように指示されます」ウィーバー学区は、BuzzFeed Newsにプレスリリースで説明した。

「半分は女子の希望で、もう半分は男子の希望で決められ、生徒は同じ相手と1度以上は踊れません」と書いてある。

「また、カードに自分の名前を書いてとクラスメイトに言われたら、礼儀正しく敬意を表し、その相手と踊ることに同意すべきである、と生徒は先生から言われました。これは性別によらずすべての生徒に対してです」

娘も他の生徒も、ダンスに「ノー」という選択肢がないことに、ナタリーは不満だった。

Fox 13 / Via fox13now.com

「女の子は『イエス』と答えなければならない、という間違ったメッセージが伝えられています。同様に、男の子にも、女の子は『ノー』と言えない、という間違ったメッセージが伝えられています」とナタリーはFox 13に話した。

このルールの意図は、同級生に対して「敬意を表して」「礼儀正しく」あるよう生徒たちに促すこと、と学区の地域関係専門家のレーン・フィンドレイは話した。

Fox 13 / Via fox13now.com

「優しい人であってほしいからこそ、誰かに踊ってと頼まれたら『イエス』と言って欲しいのです」と同氏はFox 13に語った。

このルールに動揺したのはナンシーだけではなかった。この方針のニュースが広がると、他の人たちも怒りを露わにした。「ぞっとしました」とある人はルールのことを話す。

@leahmcelrath That gave me chills. Teaching girls from a very young age that you can not say no because you don't w… https://t.co/i1B2YJWUmZ

ぞっとしました。男子の心を傷つけたくないから「ノー」と言えない、と若年層の女子に教えることは、間違っているだけではなく、危険。

「なんだって?!」

@leahmcelrath Excuse me?! No, no, no... No child should be forced to have physical contact with anyone if they don… https://t.co/rMbfL4Wg48

なんだって?!

だめ、だめ、だめ。いやだったら、相手が誰であれ、身体的接触を子どもに強要すべきじゃない!これは子どもに一番に教えなければいけないルールです。叫んで、死にものぐるいで逃げる!

@laura_hudson #BishPlease this is a ploy created to normalize rape culture. My daughter can say no to ANY BOY with… https://t.co/EoL7ua0oYK

#BishPlease これはレイプ文化を標準化させる策略です。交流したくない男子全員に、うちの娘は「ノー」と言う権利があります!「誰でも受け入れられるようになる方法を生徒に教えることが目的」ですって?違います。私のような保護者を敵に回すことを意味します

「断られて多くを学んだ」という人もいる。

@laura_hudson That’s funny. I learned a lot from rejection. Plus sometimes people are jerks and you shouldn’t have to dance with them.

おかしな話だ。私は断られて多くを学んだ。それにイヤな奴も多いし、そんな奴らとは踊る必要はない。

ところが2月12日に、バレンタインデーのダンスのルールを変えた、と学区は発表した。

「ご心配はよく理解できますし、『ノー』という選択肢がないと生徒が感じる考え方は決して推奨したくありません」と同学区は話した。

そして、「本件に関して、頼まれたら相手と踊らなければならないと生徒に勧める文言は削除」するように、学区内の学校に通達があった。

学区がルールを廃止したと聞き、みんな喜んでいる。この人も、ルールが変わったと聞いて「とても嬉しい」とコメントしている。

@CNN 🤦🏼‍♀️Glad I read the whole story before I fired off my comment 🙃. Also glad to see the rules for the dance cha… https://t.co/Ty1DEyj8RX

怒りのコメントを書く前に通しで読んでよかった。ダンスのルールが変わってよかった。でも、言わせて。男でも女でも、誰でも、望まないのであれば、それが何であれ、絶対にやる必要はない。絶対にね。

「発言する力」とこの変化を呼んだ人がいた。

@AllenWatson23 The power of saying something. Thank you and some day all those young girls will thank you also.

発言する力。ありがとう。いつの日か、この若い女の子たちもきっと感謝することでしょう。

この記事は英語から翻訳されました。

翻訳:五十川勇気 / 編集:BuzzFeed Japan

BuzzFeed JapanNews

Remy Smidt is a reporter with BuzzFeed News and is based in New York.

Remy Smidtに連絡する メールアドレス:remy.smidt@buzzfeed.com.

Got a confidential tip? Submit it here.