パレスチナ自治区ガザとイスラエルで一体何が? 写真でみる「現地の今」

    対立が激化しているイスラエルとパレスチナ自治区ガザの武装勢力。ロケット弾による爆撃で多くの民間人が犠牲になっている。今回は写真で現地の実態を振り返る。

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    パレスチナ自治区ガザの武装勢力とイスラエルの衝突が激化の一途をたどっている。

    ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが5月10日、イスラエル側に向けロケット弾を発射した。これに対し、イスラエル軍はガザ地区への爆撃を開始し、多くの民間人が犠牲になっている。

    ガザ地区での死者数は子どもを含む103人に上る。イスラエルでは、民間人ら7人が死亡した。さらに事態が悪化することが懸念されている。

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    5月11日撮影。ガザ地区北部ベイトハヌーンのフサイン・ハマドくん(11)が、空爆で亡くなった。


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    5月11日撮影。大きな煙が上がるガザ地区。

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    5月11日、イスラエルの防空システム「アイアンドーム」が、ハマス側のロケット弾を迎撃した。

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    5月11日、ガザ地区から発射されたロケット弾を迎撃する「アイアンドーム」

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    5月11日撮影。ガザ地区にある「ハナディ・タワー」が、イスラエル軍の攻撃により倒壊した。ハナディ・タワーには、ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの事務所があったとされる。

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    5月11日撮影。ガザ地区の「ハナディ・タワー」付近。

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    5月11日撮影。空爆で負傷したパレスチナ人女性を救急車から降ろす医療関係者たち。ガザ地区の基幹病院、シファ病院で。

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    5月11日撮影。救急隊員に抱きかかえられる女性。ガザ地区から発射されたロケット弾が、イスラエル南部のアシュケロンにあるショッピング施設を直撃した。

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    ガザ地区で、イスラエル軍による被害にあった建物。

    Nir Elias / Reuters

    5月11日、イスラエル南部のアシュケロンで、空爆の被害を受けた建物。

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    5月11日、ロケット弾の被害にあったイスラエル・テルアビブ近郊ホロンで、焼け焦げた車を消火する治安部隊たち。

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    5月11日撮影のガザ地区。

    Adel Hana / AP

    5月11日撮影。イスラエル軍の空爆により、ガザ地区の建物が倒壊した。写真は、負傷した少女と女性。

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    5月11日撮影。ロケット弾攻撃を警告するサイレンが鳴り響く中、避難する消防士ら。イスラエル南部アシュケロンにて。

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    5月11日撮影。イスラエル南部アシュケロンで、イスラム組織ハマスの空爆被害を受けた家。

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    5月11日撮影。ロケット弾の被害にあったイスラエル人。

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    空爆で亡くなったアフマド・シェンバリさんの遺体を抱く子供。ガザ地区。

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    葬儀で涙を流すパレスチナ人女性。

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    5月11日撮影。イスラエル軍の空爆で倒壊した「ハナディ・タワー」。

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    5月11日撮影。瓦礫となった「ハナディ・タワー」を歩く人々。

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    5月11日撮影。イスラム組織ハマスが発射したロケット弾が、イスラエルのバスを直撃した。

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    5月11日撮影。ロケット弾の被害にあったイスラエル南部の住宅。

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    5月11日撮影。空爆により破壊したガザ地区の建物。

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    5月11日撮影。赤ん坊を抱いて避難するパレスチナ人女性。

    今回の交戦激化の原因ともなった、「パレスチナ人立ち退き問題」。

    東エルサレムのシェイクジャラ地区で、複数のパレスチナ人家族が暮らす土地の権利をユダヤ人側が主張した。イスラエル法廷がユダヤ人を支持したことで、パレスチナ人による抗議デモの動きが広がり、イスラエル警察との衝突も多発した。

    5月10日午前、イスラエルの治安当局がデモを弾圧した際、数百人のパレスチナ人が負傷した。これに対し、イスラム組織ハマスがイスラエル側に向けロケット弾を発射し、事態は激化した。

    国際人権NGO「アムネスティ・インターナショナル」は、イスラエル治安部隊によるデモ参加者への暴力を含む弾圧を非難した。

    国連のグテーレス事務総長は、今回の交戦について「イスラエルの治安部隊は、最大限の自制心を持ち、力の使い方を調整しなければならない」と話した上で、「ロケット弾や迫撃砲を、イスラエルの人口密集地に向けて無差別に発射することは容認できない」と述べた。

    イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、「イスラム組織ハマスは、自分たちの攻撃に対して非常に重い代償を払ってきたし、これからも払うことになる」と発表した。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン